【本件のポイント】
●衰退の一因となる国内の大気汚染は近年、改善されてきましたが、越境汚染の影響が相対的に増大。
●森の衰退自体も問題ですが、衰退後に近年多くみられる豪雨が起こると、土砂災害等の新たな危険が増大。
●丹沢の豊かな自然を次世代にも継承していくために、どうすればよいかを提唱したい。
●「SDGs 15.陸の豊かさも守ろう」に該当する講演。
このたび、「衰退する丹沢の森:原因解明とこれから」を開催する。
当日は、さまざまな視点から丹沢大山のこれからについて議論できればと考えており、本講演会は、神大共同研究としてモミやブナの衰退する丹沢の大気汚染について研究を進めてきたグループ主催の講演会。
<「衰退する丹沢の森:原因解明とこれから」概要>
■日程: 9月21日(土)
■場所: 横浜キャンパス 3号館305講堂
■プログラム:
1.13:00~13:30 「共同研究趣旨」および「大気汚染物質の丹沢への沈着」 井川 学(神奈川大学工学部)
2.13:30~13:50 「丹沢山塊渓流水の分析」 大河内 博(早稲田大学理工学術院)
3.13:50~14:20 「丹沢山塊植生の衰退機構と衰退度調査」 丸田 恵美子・岩崎 貴也(神奈川大学理学部)
14:20~14:30 休憩
4.14:30~15:10 「丹沢のオゾンとブナの衰退」 武田 麻由子(神奈川県環境科学センター)
5.15:10~15:50 「丹沢大山自然再生の取組」 十鳥 和美(神奈川県自然環境保全センター)
6.15:50~16:20 「丹沢の自然と環境教育」 中村 道也(NPO法人丹沢自然保護協会)
7.16:20~17:00 総合討論
■主催: 神奈川大学共同研究「丹沢山塊における大気汚染物質の沈着と環境影響」研究グループ
■参加費: 無料
■参加申込: 当日直接会場へお越しください。
【本件に関するお問い合わせ】
神奈川大学 横浜キャンパス 環境分析化学研究室
TEL: 045-481-5661(代)
▼本件に関する問い合わせ先
広報部
TEL:045-481-5661
【リリース発信元】 大学プレスセンター
https://www.u-presscenter.jp/