株式会社ビデオリサーチ(本社:東京、代表取締役社長:望月 渡)は、一般社団法人日本雑誌協会(理事長 鹿谷史明)及び一般社団法人日本雑誌広告協会(理事長 片桐隆雄)に協力し、2019年2月~4月に「雑誌広告効果測定調査」を実施しました。この度、その結果がまとまりましたのでお知らせいたします。
この調査は、雑誌広告に関して業界共通で利用できる客観的な基準値を整備・蓄積すること、また、得られた結果を雑誌広告の効果検証やプランニングに活用していくことを目的とし、各出版社からの雑誌エントリーと、広告会社、およびビデオリサーチの出資による共同調査として実施しているものです。
6回目となる今回は、前回に引き続き春発売号にて、21社33誌、計12ジャンル、合計622素材の広告を対象に調査が行われました。
2013年度の第1回目からのデータは計3,990素材となりました。また、雑誌ジャンルについても女性ヤングアダルト誌や女性ミドルエイジ誌、男性ヤングアダルト誌など累計19ジャンルの雑誌のデータが蓄積されています。
また、今回調査でも素材選定の方法において出版社による自社選定を実施しております。それに伴う結果の傾向については、第5回調査までとほぼ同レベルで推移し、安定したデータを獲得できていることを確認しています。
【第6回M-VALUEの平均値による結果トピックス】
♦雑誌広告の注目率の平均は、46.4%
雑誌閲読者のうち、掲載された広告に「注目」した(確かに見た)人の割合を示す「広告注目率」は、33誌622素材平均で46.4%となっています。【図(1)】
また、閲読者のうち、広告を「確かに見」て「内容まで読んだ/じっくり見た」人の割合を示す「広告精読率」の平均は31.6%でした。
【図(1):第2回~第6回における主要指標平均値】
♦ 広告接触では純広告、興味関心・購入意向では記事広告・タイアップ広告
また、広告種類別に主要指標のスコアをみると、「広告接触率」「広告注目率」では純広告が記事広告・タイアップ広告と比べて高い一方、「興味関心度」「購入・利用意向度」では記事広告・タイアップ広告が純広告を上回る結果となっています。【図(2)】
今後も雑誌広告効果測定調査を継続して行ない、「効果検証」を支援することで雑誌広告の信頼性や価値の向上を図り、データに基づくプランニングや取引の活性化に貢献することを目指してまいります。
より効果的な雑誌広告出稿の一助として、是非ともデータをご活用ください。なお調査結果の概要につきましては、日本雑誌協会および日本雑誌広告協会のWEBサイトにて、2019年10月に公開いたします。また、詳細データはビデオリサーチより有償提供いたします。
第6回調査のトピックスの詳細につきましては、日本雑誌協会および日本雑誌広告協会の事務局、またはビデオリサーチ社までお問い合わせいただきますようお願いいたします。
【本件に関するお問い合わせ先】
ビデオリサーチ コーポレートコミュニケーション室(〒102-0075 東京都千代田区三番町6-17)
TEL:03-5860-1723 FAX: 03-3556-8914
日本雑誌協会 事務局 (〒101-0051 東京都千代田区神田神保町1-32 出版クラブビル5F)
TEL:03-3291-0775 FAX: 03-3293-6239
日本雑誌広告協会 事務局 (〒101-0051 東京都千代田区神田神保町1-32 出版クラブビル6F)
TEL:03-3291-6202 FAX: 03-3291-6240
【第6回M-VALUE 調査概要】
■調査対象誌一覧(雑誌ジャンル別)※ジャンル内雑誌名50音順
■調査対象誌一覧(出版社別)
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