近畿大学リエゾンセンター(大阪府東大阪市)は、令和元年(2019年)7月3日(水)、東京の大田区産業プラザPiOにて、「近畿大学研究シーズ発表会」を開催します。
1. 本件のポイント
● 関西で様々な産学連携活動実績のある近畿大学が、首都圏企業の課題解決をサポート
● バイオ燃料、外国人労働者問題、高速度カメラなど様々な研究について紹介
● 発表後は参加者相互の情報交換・懇親を図る交流会を開催し、産学連携を推進
2. 本件の内容
近畿大学リエゾンセンターは、本学の産官学連携活動を円滑に推進することを目的に、企業や自治体が抱える課題の解決を支援する相談窓口として、受託研究などの産官学連携活動に取り組んでいます。本学の平成29年度(2017年度)受託研究件数は325件で、全国の大学で1位を誇ります。本発表会は、首都圏を中心とする東日本地域における近畿大学の産官学連携活動の展開と充実を目的として平成25年(2013年)から開催しており、今年で7回目を迎えました。今回は農学部、経営学部、理工学部の3学部から最新の研究についてご紹介します。
3. 開催概要
日 時:令和元年(2019年)7月3日(水)14:00~17:30(13:30受付開始)
場 所:大田区産業プラザPiO 3階 特別会議室
(東京都大田区南蒲田1-20-20、京浜急行線・空港線「京急蒲田駅」東口から徒歩約3分)
対 象:一般の方(定員80人、入場無料)
申込方法:申し込みフォーム
https://www.kindai.ac.jp/liaison/form/seeds/
お問合せ:近畿大学リエゾンセンター
TEL:06-4307-3099 E-mail:klc@kindai.ac.jp
主 催:近畿大学、近畿大学リエゾンセンター
後援:公益財団法人大田区産業振興協会
協力:芝信用金庫、一般社団法人コラボ産学官
4. スケジュール
14:00 開会挨拶 近畿大学 学長 細井 美彦
後援挨拶 公益財団法人大田区産業振興協会 ※登壇者未定
「近畿大学の産学連携活動について」 近畿大学リエゾンセンター長 竹原 幸生
14:20 発表1 「藻類バイオ燃料の実用化に向けた技術開発」
講師:農学部 生物機能科学科 教授 田茂井 政宏
化石燃料に替わるバイオ燃料が注目を浴びています。本発表では、微細藻類であるユーグレナからのバイオ燃料生産を実用化させるためには何が必要なのか、そのために我々が取り組んでいる研究内容を紹介します。
14:55 発表2 「外国人労働者の雇用と海外事業展開の連動
―株式会社中農製作所のベトナム現地化戦略の事例研究―」
講師:経営学部 経営学科 教授 古沢 昌之
日本企業の海外事業展開に関しては、かねてより海外子会社の幹部人材の「現地化の遅れ」が問題点として指摘されてきました。本発表では、ベトナム子会社の社長に日本本社で採用・育成したベトナム人を登用して成長を遂げている企業の事例をもとに、日本企業の今後の国際経営のあり方を紹介します。
15:45 発表3「近畿大学における超高速ビデオカメラの開発とその応用」
講師:理工学部 社会環境工学科 教授 竹原 幸生
近畿大学は平成3年(1991年)に4,500枚/秒の当時世界最高速のビデオカメラを開発して以来、平成13年(2001年)には100万枚/秒への性能向上を果たすなど、超高速ビデオカメラでは世界をリードしてきました。その経緯と応用例を紹介します。
16:20 閉会の辞
16:30~17:30 交流会
▼本件に関する問い合わせ先
総務部広報室
住所:〒577-8502 大阪府東大阪市小若江3-4-1
TEL:06‐4307‐3007
FAX:06‐6727‐5288
メール:koho@kindai.ac.jp
【リリース発信元】 大学プレスセンター
https://www.u-presscenter.jp/