名橋「日本橋」保存会、一般社団法人日本橋室町エリアマネジメント、日本橋文化交流フェスティバル実行委員会は、日本橋の魅力ある資産をアップデートし新しい形で発信していくイベント『NIHONBASHI MEGURU FES』を9月27日(金)から11月20日(水)の期間に開催します。
日本橋は、江戸時代より五街道の起点として、あらゆるヒト・モノ・コトが行き交い栄えてきた街です。そして現在も老舗企業・店舗やスタートアップ・クリエイティブカンパニー等、多種多様なプレーヤーが街に加わることで新たなものを生み出し続けている街でもあります。9月27日には、大規模複合型商業施設COREDO室町テラスが開業し、さらに日本橋に新たに人が訪れ、多くの交流が生まれる街へと進化を遂げます。
『NIHONBASHI MEGURU FES』は、こうした様々なプレーヤーによる新しい出会いのきっかけとなり、今までにない新しい価値を未来へ向けて生み出していくイベントです。当資料では先行していくつかのイベントコンテンツをご紹介させていただきます。
≪ご案内のポイント≫
日本橋の地域資産をアップデート『NIHONBASHI MEGURU FES』
『NIHONBASHI MEGURU FES』では、日本橋の魅力ある資産をアップデートすることを目的に、“デザイン・エンターテインメント・フード”を軸として多数のイベントを開催します。“デザイン”テーマにおいては日本橋の街中に様々な暖簾を掲げる
(1)『めぐるのれん展』や、暖簾を舞台に紋とテクノロジーを掛け合わせた
(2)体験型インスタレーションアート、“エンターテインメント”テーマでは
(3)連携イベント『モントルー・ジャズ・フェスティバル・ジャパン』など様々なイベントを期間中展開いたします。
新しい発想でデザインした暖簾を街中に掲出『めぐるのれん展』
『めぐるのれん展』では、日本橋の風景を構成する暖簾をキャンバスとして、「街を表現する暖簾」と「企業を表現する暖簾」の制作・展示を行います。「街を表現する暖簾」では、「日本橋の新しいシンボルとなる“のれん”」をテーマに、美術家野老朝雄氏・アートディレクター矢後直則氏などの著名クリエイターや公募により選出された若手デザイナーが暖簾を制作します。一方「企業を表現する暖簾」では、約30社の新旧様々な日本橋の企業が、各々のアイデンティティを表現したオリジナルデザインの暖簾制作にチャレンジします。
『めぐるのれん展』制作者・参加地元企業向けプレイベント開催
6月5日(水)にプレイベントを開催します。「企業を表現する暖簾」制作に参加する企業担当者とデザイナーおよび、「街を表現する暖簾」制作コンペに参加を検討している若手デザイナーへのオリエンテーションとしてトークセッションを行います。紋や暖簾特有のデザインや表現の仕方について理解を深めるイベントです。当日は「街を表現する暖簾」公募の審査員を務めるクリエイターも講師として登壇します。
■『NIHONBASHI MEGURU FES』開催概要
開催期間:9月27日(金)~11月20日(水)
開催場所:日本橋各エリア
主催:名橋「日本橋」保存会、(一社)日本橋室町エリアマネジメント、日本橋文化交流フェスティバル実行委員会
後援:東京都、中央区、中央区観光協会(予定)
内容:江戸・東京の中心地として栄え、江戸時代からの歴史・文化・伝統を引き継いできた日本橋の街で、魅力ある地域資産をアップデートしそれを新たな切り口で発信します。
[主な開催イベント(抜粋)]
※以下紹介するのはイベントの一部です。
7月下旬に改めて詳細のリリースを配信させていただきます。
(1)めぐるのれん展
(2) 体験型インスタレーション(タイトル未定)
(3) (連携イベント)モントルー・ジャズ・フェスティバル・ジャパン2019
※開催イベント詳細につきましては以下詳細をご確認ください。
『NIHONBASHI MEGURU FES』 開催イベント詳細
(1)日本橋の街並みを象徴する暖簾をアップデート『めぐるのれん展』
商業や文化の中心として栄え歴史を受け継ぐ街である日本橋では、老舗企業・老舗店舗が代々暖簾を守りながら生業を続けています。暖簾は現在日本橋の街並みや景観を形成する重要な要素のひとつとなっています。『めぐるのれん展』では、日本橋を代表する様々な企業や店舗と多彩なクリエイターが、「街を表現する暖簾」「企業を表現する暖簾」の2つのテーマで暖簾を制作。約1ヶ月間街中に展示し、江戸時代の日本橋を描いた絵巻「熈代勝覧(きだいしょうらん)」を表現するかのような彩りで日本橋の街へ人々を迎え入れます。
開催期間:9月27日(金)~11月4日(月・祝)(予定)
開催エリア:日本橋各エリア
共催:nihonbashi β project
展開内容:
街を表現する暖簾
「日本橋の新たなシンボルとなる暖簾」をテーマにした暖簾を、美術家野老朝雄氏やアートディレクター矢後直則氏を含む著名クリエイターと、事前に公募・選出された若手デザイナーが制作します。多彩なクリエイターが暖簾制作に係る様々な職人とのコラボレーションを経て、1枚の暖簾を創作します。
制作者:(1)著名クリエイター(野老朝雄氏、矢後直規氏、他)
(2)事前公募より選出された35歳以下の若手デザイナー
※公募用ページはこちら:
https://nihonbashi-beta.jp/
企業を表現する暖簾
江戸時代の日本橋の賑わいを描いた「熈代勝覧(きだいしょうらん)」には当時の様々な問屋や店が暖簾を掲げている様子が描かれています。そして日本橋には現在もなお様々な企業が拠点を構えています。日本橋で300年以上も続く株式会社にんべんなどの歴史ある企業から、今年3月に竣工した「日本橋室町三井タワー」に入居したTRI-AD(トヨタ・リサーチ・インスティテュート・アドバンスト・デベロップメント株式会社)、日本橋で新たに宇宙開発事業を展開する株式会社アクセルスペースなど、そのプレーヤーの種類は多岐に渡り、年々幅広くなってきています。こうした日本橋に拠点を構える企業約30社がそれぞれのアイデンティティを表現する各社オリジナルの「のれん」を制作、掲出します。
◇6月5日(水)19:00~『めぐるのれん展』プレイベント
『めぐるのれん展』を開催するにあたり6月5日(水)にプレイベントを開催します。プレイベントでは、デザインコンペに応募検討する若手デザイナーや、参加企業の担当者・デザイナーを対象に、のれんに対する理解を深めるオリエンテーションやトークセッションを実施いたします。
開催日時:6月5日(水)19:00~21:30
19:00~ イベントのコンセプト、企画趣旨について説明、
講師陣によるトークセッション(めぐるのれん展に向けて)
20:20~ 参加企業・参加デザイナーに向けオリエンテーション&懇親会
開催場所:日本橋室町三井タワー3階 室町三井ホール
主催:nihonbashi β project
登壇講師:
◇『めぐるのれん展』連携施策:地元の飲食店が主体となり各店の「のれん」をアップデート
『めぐるのれん展』の開催期間中、街の景観や賑わい創出を目指す「室一本一にぎわいの会」に所属する「日本橋室町一丁目」「日本橋本町一丁目」エリア(以下ムロホンエリア)の各飲食店が、日本橋を拠点に活躍するクリエイターとともに、暖簾デザインのアップデートを図ります。
「ムロホンエリア」は日本橋の歴史ある老舗や路地等、風情ある街並みが残るエリアです。
『めぐるのれん展』の期間中、店舗暖簾をリデザインし、来街者が街を巡る機会を創出します。
掲出場所:各店舗店頭
(2)『体験型インスタレーションアート(タイトル未定)』
波戸場親子がこれまで制作した「紋」のデザインや、新たに制作する日本橋の麒麟像の「紋」等を活用したインスタレーションアートを展示。プロジェクションによる紋のアニメーション投影や、体験ブースに入った参加者一人ずつに異なる紋を生成する、体験型インスタレーションを展開します。
開催期間:10月15日(火)~10月20日(日)(予定)
会場:COREDO室町テラス1階大屋根広場
(3)【連携イベント】『モントルー・ジャズ・フェスティバル・ジャパン 2019』
「モントルー・ジャズ・フェスティバル・ジャパン」は、50年の歴史を誇るスイスのモントルー・ジャズ・フェスティバルと連携しながら、日本独自企画として2015年から東京・恵比寿で開催。以来、上質で刺激的な都市型の音楽フェスとして回を重ね(2018年は休催)、これまでに国内外およそ100組のミュージシャンが出演してきました。2019年は、東京都中央区の日本橋三井ホールを舞台に、国内外のトップ・ミュージシャンによる白熱のステージが繰り広げられます。
開催期間:10月12日(土)~14日(月・祝)
会場:東京・日本橋三井ホール、他