HIV-1感染症の成人患者において1日1回1錠の投与で高いウイルス抑制
ギリアド・サイエンシズ株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:ルーク・ハーマンス、以下「ギリアド」)は、HIV-1感染症成人患者の治療に対する1日1回1錠投与の抗HIV治療薬「ビクタルビ
®配合錠」(以下、ビクタルビ)(一般名:ビクテグラビルナトリウム・エムトリシタビン・テノホビル アラフェナミドフマル酸塩配合剤)を4月8日に発売いたします。
本剤は、ブースターを必要としない新規インテグラーゼ阻害剤(INSTI)ビクテグラビル(BIC)(50mg)とエムトリシタビン / テノホビル アラフェナミド(FTC / TAF)(200 / 25mg)を配合した新規の1日1回1錠投与製剤です。米国では2018年2月に、また欧州でも同年6月に「Biktarvy
®」の商品名で承認されています。
ギリアドは30年近くにわたり、HIV領域の先導的なイノベーターであり続けてきました。日本においてもHIV事業本部を立ち上げ、今年1月より抗HIV治療薬6製品*の販売を引き継いでいます。日本におけるHIV感染症患者の治療を改善し、より簡便で効果的、かつ安全な治療法をお届けするために注力してまいります。
* 「ビリアード
Ⓡ錠300mg」、「エムトリバ
Ⓡカプセル200mg」、「ツルバダ
Ⓡ配合錠」、「スタリビルド
Ⓡ配合錠」、「ゲンボイヤ
Ⓡ配合錠」および「デシコビ
Ⓡ配合錠LT/HT」の6製品。将来、これら6製品の製造販売承認を日本たばこ産業株式会社からギリアドへ承継することを計画しております。
「ビクタルビⓇ配合錠」製品概要
製品名:ビクタルビ
Ⓡ配合錠
一般名:ビクテグラビルナトリウム・エムトリシタビン・テノホビル アラフェナミドフマル酸塩
効能・効果:HIV-1感染症
色・剤形:紫褐色のフィルムコーティング錠
用法・用量:
通常、成人には1回1錠(ビクテグラビルとして50mg、エムトリシタビンとして200mg及びテノホビル アラフェナミドとして25mgを含有)を1日1回経口投与する。
製造販売承認日:2019年3月26日
薬価基準収載日:2019年4月3日
発売予定日:2019年4月8日
製造販売元:ギリアド・サイエンシズ株式会社
薬価:ビクタルビ
®配合錠 1錠 6,972.30円
ビクタルビ
®は、ギリアド・サイエンシズ社または同社の関連会社の登録商標です。
ギリアド・サイエンシズについて
ギリアド・サイエンシズ・インクは、医療ニーズがまだ十分に満たされない分野において、革新的な治療を創出、開発、製品化するバイオファーマ企業です。会社の使命は、生命を脅かす病を抱える世界中の患者さんのために医療を向上させることです。カリフォルニア州フォスターシティに本社を置き、世界35か国以上で事業を行っています。ギリアド・サイエンシズに関する詳細は、www.gilead.comをご覧ください。
将来予想に関する記述
本プレスリリースは、1995年米国民事証券訴訟改革法(Private Securities Litigation Reform Act of 1995)で定義される「将来予測に関する記述」に該当し、日本国内の医師がHIV感染症患者の治療に、ビクタルビを処方しても有益性が認められない場合およびビクタルビを含む追加の臨床試験において好ましくない結果が得られる場合があるなどの、いくつかのリスクや不確定要素などの要因を含む場合があります。これらのリスクや不確定要素、その他の要因により、実際の結果が「将来予想に関する記述」と著しく異なったものとなる可能性があります。将来予想に関する記述のみに依拠することはお控えください。これらのリスクやその他のリスクについては、米国証券取引委員会に提出している、2018年12月31日を期末とするギリアド社年次報告書(フォーム10-Q)で詳細に説明しています。将来予想に関する記述はすべて、ギリアドが現在入手できる情報に基づいており、ギリアドは将来予想に関する記述を更新する義務を負いません。