株式会社読売新聞東京本社(東京都千代田区/代表取締役社長 山口寿一)と三井不動産株式会社(東京都中央区/代表取締役社長 菰田正信)は、東京都中央区銀座3丁目において、商業とホテルの複合ビルの開発を進めてまいりましたが、今般、ビル名を「読売並木通りビル」に決定、2月21日に竣工式を行い、本日2月28日に竣工しましたのでお知らせします。
本リリースのポイント
(1)ビル名を「読売並木通りビル」に決定
(2)2019年2月28日竣工
(3)世界旗艦店の「無印良品 銀座」、レストラン「MUJI Diner」、日本初の「MUJI HOTEL GINZA」が2019年4月4日(木)にグランドオープン
近年ビルの建て替えが進む並木通りに面した本ビルには、無印良品の世界旗艦店「無印良品 銀座」(1F~6F一部)とレストラン「MUJI Diner」(地下1F)、日本初となる無印良品のホテル「MUJI HOTEL GINZA」(6F一部~10F)が入り、4月4日(木)にグランドオープンいたします。
読売新聞社は、1972年まで本社が置かれていた銀座のマロニエ通り沿いに商業施設「マロニエゲート銀座1・2・3」を展開してきましたが、そこに海外でも人気の高い「無印良品」のブランドが加わることで、銀座に新たな人の流れと出会いを生み出します。
本ビルは株式会社石本建築事務所による基本設計・工事監理・実施設計監修、株式会社竹中工務店による実施設計・施工となっております。地下3F、地上10F建てで、並木通り側の間口は銀座でも有数の約50メートルに及ぶ大規模施設です。「無印良品」のイメージと調和する、シンプルでありながら気品のあるシルバーを基調とした外観としています。並木通り側に店舗のメーンエントランス、銀座レンガ通り側にはホテルのエントランスと店舗のサブエントランスを配置し、二つの通りをつなぐ機能を持たせることで、エリアの回遊性を高める計画としています。
三井不動産は施主・事業主である読売新聞社から委託を受け、デベロップメントマネージャーとして、開発計画の立案、設計・施工管理、テナント誘致等を行い、竣工後はテナントへのマスターリースを担います。
「読売並木通りビル」外観
「読売並木通りビル」低層外観
■「無印良品 銀座」、「MUJI Diner」、「MUJI HOTEL GINZA」の概要
【無印良品 銀座】
銀座の地に世界中から訪れる人や銀座界隈ではたらき生活を営む人、そこで販売する商品を生み出す生産者など、この店舗に関わる人たちがそれぞれに想いを馳せたり、実際に出会い、繋がりが生まれる場となることを目指し、世界中に無印良品の考える「感じ良いくらし」を発信していきます。
展開予定の新しい商品・サービスとしては、1Fでは、関東近県の農家を中心に、有機栽培や減農薬などこだわりをもって育てられた旬野菜や果物を仕入れる「青果売場」、子供からご年配のお客様に食べて頂ける焼き立てパンを販売する「ベーカリー売場」の他、ジューススタンドやブレンドティー工房、銀座周辺(中央区、千代田区、港区)エリアへの日替わり弁当の提供サービスなどを行う予定です。4Fでは、本を買って読むだけではなく、カスタマイズを加えることで自分だけの一冊を作ることのできる「本の仕立てサービス」を行います。5Fの「MUJI SUPPORT」では、くらしの中の困りごとを承る相談カウンターを設け、専門スタッフが収納の悩みから商品えらび、自宅での困りごとには自宅に伺ってお手伝いをしたりと、さまざまなサポートメニューを用意します。
【MUJI Diner】
地下1Fには、家族や友人、あるいは一人の時間を満喫しながら、朝から晩まで楽しめるレストラン「MUJI Diner」がオープンします。カラダにやさしく、食べて美味しい「素の食」を、ゆったりとした空間で提供することで、食の大切さ・楽しさを伝えます。朝食 (営業時間:7:30~11:00) は、「1日のはじまりに、体を整える」をテーマとし、作りたての豆乳がゆ、おにぎりとみそ汁、焼きたてのパンと目玉焼きなど、シンプルでからだにやさしい朝食セットをご用意します。昼食 (営業時間:11:00~15:00)は「美味しい定食」をテーマとし、毎朝小田原の漁港から届く鮮魚の日替わり定食やサラダバーを提供します。夕食 (営業時間:17:00~22:00)は、「みんなで囲む食卓」をテーマとし、小田原漁港から直送された魚介類や、産地まで足を運んで選んだ肉や野菜など、素材や鮮度にこだわったお食事を提供します。
【MUJI HOTEL GINZA】
「無印良品 銀座」の上層階に同時開業する「MUJI HOTEL GINZA」は、中国の深圳、北京に続く3か所目のMUJI HOTELとなります。6Fにフロントを、7~10Fに79の客室を設け、「アンチゴージャス、アンチチープ」をコンセプトに、ちょうど良い価格で良く眠れ、旅先において体と心を整える空間と、宿泊客と土地をつなげるサービスを用意します。旅先であってもいつもの生活の延長の感覚で心地よく過ごせ、無印良品の思想を体感しながら、東京、そして銀座のまちの魅力を味わっていただける旅の拠点を目指します。
1F 青果売場イメージ 1F ジューススタンドイメージ
【フロア構成】
「読売並木通りビル」概要
所在地 : 東京都中央区銀座3丁目3番5号
事業者 : 株式会社読売新聞東京本社
アクセス: 東京メトロ銀座線・丸ノ内線・日比谷線「銀座」駅 徒歩2分
東京メトロ有楽町線「銀座一丁目」駅 徒歩2分
JR「有楽町」駅 徒歩3分
敷地面積: 約1,343m2 (約406坪)
延床面積: 約14,241m2 (約4,308坪)
施設概要: 店 舗/地下1F~地上6F一部
ホテル/6F一部~10F
構造規模: 地下3F、地上10F、塔屋2F建、S造、SRC造、最高高さ:58m
基本設計/工事監理/実施設計監修: 株式会社石本建築事務所
実施設計/施工: 株式会社竹中工務店
着 工 : 2017年6月15日
竣工/開業: 竣工:2019年2月28日、開業:2019年4月4日