江戸川大学(千葉県流山市)は2018年9月、マッセイ大学(ニュージーランド)と学術交流協定を締結した。これは、2019年に両大学が海外研修提携30周年を迎えるにあたって締結されたもの。今後は学生の研修プログラムのほか、教職員の交流が促進されることも期待される。
江戸川大学では、バラエティに富んだ海外研修プログラムを設けている。特にニュージーランドでの研修プログラムは1990年の開学以来実施しており、2019年9月で30周年を迎える。マッセイ大学はその第1回から研修提携校として江戸川大学の学生を受け入れてきた。
マッセイ大学は、ニュージーランドでも有数の酪農地帯・マナワツ地方の中心都市であるパーマストン・ノース市に位置する大学。1928年に開校した農学・獣医など5学部を持つ総合大学で、76haもの広大なキャンパスを有し、約3万人の学生が学んでいる。
江戸川大学のニュージーランド海外研修では、語学学習はもちろん、メディア学習や異文化体験を中心としたプログラムが展開される。
江戸川大学の学生たちは、オークランドキャンパスとマナワツキャンパスで約2週間、ホームステイをしながら英語の授業を受講。授業のほかに、テレビ局や新聞社訪問などによって現地のメディア事情を学ぶ一方、キャンパスに隣接したSport & Rugby Instituteや農場の見学、市内の小学校訪問を通じてニュージーランド文化を理解することができる。
2009年、マッセイ大学主催の「海外研修提携20周年」記念レセプションが現地で行われ、当時のIan Warrington副学長が「マッセイ大学は100年の歴史があり、その中でも20年という長きにわたる江戸川大学との提携はたいへん重要な位置を占めるものです」と述べた。
また2014年には「海外研修提携25周年」のレセプションが開催された。その席でStuart Morriss副学長は「提携25周年を迎えられたことはたいへん喜ばしいことであり、また今後ともより一層友好関係を深めていきたいと思っております」と、パートナーシップのさらなる継続と強化に言及していた。
このように、江戸川大学とマッセイ大学は毎年協議を重ねながら学生の研修を実施してきた。このたび30周年を迎えるにあたり、長年の交流実績を踏まえて学術交流協定を締結。2018年9月に江戸川大学の小口彦太学長とマッセイ大学のJan Thomas学長が協定書にサインした。これにより、研修プログラムをより円滑に推進することができると同時に、教職員の相互交流の促進が期待される。
○マッセイ大学について
1928年開校。大学の名前は、当時の首相ウイリアム・ファーガソン・マッセイ(W・F・Massey)を記念して付けられたもので、ニュージーランドにおいて市民の名前が付けられた初めての大学である。首都ウエリントンから約150キロ北東に位置するパーマストン・ノース市に76haもの広大なキャンパスを構え、約3万人の学生が学んでいる。
パーマストン・ノース市は、ニュージーランドでも有数の酪農地帯である北島南西部一帯のマナワツ地方の中心都市で、人口約8.9万人(全国第7位)の中堅都市。農業、獣医の部門で有名なマッセイ大学をはじめ、酪農・生物・食品に関する専門研究機関があり、農業国ニュージーランドの農業研究の中核をなしている。
<参考リンク>
■江戸川大学の海外研修
https://www.edogawa-u.ac.jp/zaigakusei/kensyu/
▼本件に関する問い合わせ先
広報課
上利 浩史(あがり ひろし)
住所:千葉県流山市駒木 474
TEL:04-7152-9986
FAX:04-7153-4596
メール:agari@edogawa-u.ac.jp
【リリース発信元】 大学プレスセンター
https://www.u-presscenter.jp/