チリ果物輸出協会 (ASOEX) 内のチリ柑橘類委員会は、チリ貿易振興局の協力の下、今年度も報道関係者や輸入・流通業者の方々を対象としたチリ産レモンのプロモーション活動を実施し、日本の夏場におけるチリ産レモンのメリットを訴求しました。
チリ産レモンは中型サイズで果汁を多く含み、皮が薄く、種が少なくて香りが良いのが特徴です。最大のメリットは、国産レモンと真逆の日本の夏に旬を迎え、爽やかなレモンの需要が高まる6月中旬~10月に日本市場に品質の良い状態のものが出回ることです。
チリの2017年のレモンの総輸出量は77,554トンで、日本はアジアの中で最大の相手国であり、財務省貿易統計によると、2017年の対日輸出量は18,194トン(6~10月)でした。これらのレモンは、小売だけでなく、フードサービスや食品加工業界でも幅広く流通されています。
特にここ数年は、チリ産レモンは日本の夏場の外国産レモンの総輸入量の75%前後のシェアを占めており、下表のように今年の6月~8月においても外国産レモンの総輸入量の76%を占めています。
先般のチリ産レモンのクッキングショーに参加された全ての輸入商社の方々も、夏場のチリ産レモンの特長を改めて認識され、今後もチリ産レモンの輸入を継続または増やして行きたいという意向を表明されていました。
チリ産柑橘類について:
チリ柑橘類委員会は、チリ果物輸出協会 (ASOEX: The Chilean Fruit Exporters Association) 内の委員会で、そのメンバーは、チリの柑橘類の輸出業者の78%を占めています。
チリは、南半球で最大の果物輸出大国で、世界で最も細長い国として様々な気候ゾーンを持ち、中でも昼夜の寒暖差が大きい地中海性気候が、色、風味、硬度、そして香りが際立つ品質の高い柑橘類を生産するのに適しています。
チリ・フレッシュフルーツ キャンペーン事務局 ㈱旭エージェンシー内
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