いのちの博物館では企画展示第8弾として、「越智勇一という人」を開催中です。
麻布大学の卒業式では成績優秀者に「越智賞」が授与されます。これは名誉学長である越智勇一先生を記念したものですが、越智先生のことを知らない教員や学生も多くなってきました。越智先生は「自発性感染症」学説を提唱して獣医学に大きな学問的貢献をしたのみならず、戦後の日本の獣医学をレベルアップし、また麻布大学を発展させることにも大きな貢献をされました。
今回の企画展示はこのような背景から越智先生の偉業を振り返ることにしましたが、そこにひとつの特徴を持たせることにしました。
それは越智先生の輝かしい業績を紹介するというよりも、越智勇一という一人の人の魅力を描くということに力点を置いたということです。というのは、越智先生を調べる過程で、越智先生の考え方や行動力は時代を超え、今の私たちにも通じるものがたくさんあることがわかったからです。
越智先生を知らない人、あるいは「かつて越智先生という学長がおられたらしい」という程度しか知らない人は、ぜひその人柄に触れて、そこから何かを学び取って欲しいと思います。
一人の人を展示するというのは本館の企画展示では初めての試みで、その意味でユニークな展示となりました。
1.開催日時:平成30年9月4日(火)から12月28日(金)までの10:00~16:00
(入館:15:30まで:見学自由)
※ただし、日曜日(10/28・11/4・11/25は開館)、祝日(11/3は開館)、月曜日と11/22・11/23は休館日
2.会場 麻布大学 いのちの博物館
(JR横浜線 矢部駅 徒歩5分)
▼本件に関する問い合わせ先
麻布大学 いのちの博物館
TEL:042-754-7111
【リリース発信元】 大学プレスセンター
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