シンポジウム「小説家 後藤明生(ごとうめいせい)と文芸学部の理念」 ゆかりのある3人の作家が作品の魅力と文芸学部の関わりを語る



近畿大学(大阪府東大阪市)は、平成30年(2018年)9月29日(土)、東大阪キャンパスにて、いとうせいこう氏、島田雅彦氏、文芸学部教授 奥泉光の3人の作家が、小説家で元文芸学部教授の後藤明生の作品の面白さや文芸学部の理念への関わりについて語り合うシンポジウム「小説家 後藤明生と文芸学部の理念」を開催します。
なお、本イベントは、文芸学部設立30周年記念事業の一環です。




【本件のポイント】
代表作「挟み撃ち」
(後藤明生電子書籍コレクション)
● 現代文学を担う3人の作家によるシンポジウムを開催● 文芸学部の設立に携わった後藤明生に焦点を当て、文芸学部の理念を伝える ● 学生は、日本の近代文学の歴史と思想について学ぶ

【本件の概要】
後藤明生は、平成元年(1989年)の本学文芸学部設立時に教授として就任し、平成5年(1993年)から平成11年(1999年)に急逝するまで学部長を務めました。
小説家としては、自らの内面を描くことを特徴とした「内向の世代」の一人とされ、没後20年となる現在も代表作「挟み撃ち」「壁の中」などが電子書籍化され、高く評価されています。
今回は、「後藤明生コレクション」の編集に携わり、かつ、文芸学部で教鞭をとった共通点がある3人の作家が、後藤明生の作品の特徴や面白さと、小説家としての思想が文芸学部設立の理念にどのように影響を与えたのかを語ります。

■日  時:平成30年(2018年)9月29日(土)15:00~17:00
■場  所:近畿大学東大阪キャンパス A館3階301教室
(東大阪市小若江3-4-1、近鉄大阪線「長瀬駅」から徒歩約10分)
■対  象:学生、一般の方(無料、事前申込不要)
■定  員:220人 ※満席の場合は、立ち見になる可能性がございます。
■お問合せ:近畿大学文芸学部事務部 TEL:(06)4307-3061

【プロフィール】
いとう せいこう氏(元 近畿大学特任教授)
昭和36年(1961年)生まれ。東京都出身。
平成14年(2002年)から、平成24年(2012年)まで近畿大学に在職。
エッセイ・ルポルタージュ・演劇・コント・音楽・テレビタレントなど数え切れないほどのジャンルで活躍し、小説についても「ノーライフキング」でデビュー以降、現在まで話題作を発表し続けている。代表作「「想像ラジオ」「鼻に挟み撃ち」「見仏記」「ボタニカル・ライフ」など。最新作は「小説禁止令に賛同する」。

島田 雅彦氏(元 近畿大学文芸学部助教授)
昭和36年(1961年)生まれ。東京都出身。
平成10年(1998年)から、平成15年(2003年)まで近畿大学に在職。
デビュー作「優しいサヨクのための嬉遊曲」が話題になって以降、常に現代文学の最前線で活躍している。代表作「彼岸先生」「無限カノン三部作」「悪貨」「虚人の星」など。最新作は「カタストロフ・マニア」。現在は法政大学国際文化学部教授、芥川賞選考委員を務める。

近畿大学文芸学部 特任教授 奥泉 光
昭和31年(1956年)生まれ。山形県出身。
平成11年(1999年)から近畿大学文芸学部で小説の創作を指導している。また、いとうせいこう氏とのコンビで、漫談形式で小説を語る「文芸漫談」でも知られている。代表作「石の来歴」「神器」「シューマンの指」「東京自叙伝」など。最新作は「雪の階」。芥川賞選考委員を務める。

【文芸学部設立30周年記念事業について】
 近畿大学文芸学部は、平成元年(1989年)に設立しました。設立30周年を記念し、「文芸福幸(ぶんげいふっこう)」をテーマに、文芸学部の教育・研究分野である文学・芸術・文化・歴史の面から人間の真の幸福について考え、心豊かな社会の創造に貢献することを目指す記念事業として、シンポジウムや音楽ライブ、ダンス・演劇公演、展覧会、トークイベント、VRで史跡の往時の姿を蘇らせる体験イベントなど、様々なイベントを行います。


▼本件に関する問い合わせ先
総務部広報室
住所:〒577-8502 大阪府東大阪市小若江3-4-1
TEL:06‐4307‐3007
FAX:06‐6727‐5288
メール:koho@kindai.ac.jp


【リリース発信元】 大学プレスセンター https://www.u-presscenter.jp/

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組織名
近畿大学
ホームページ
https://www.kindai.ac.jp/
代表者
松村 到
上場
非上場
所在地
〒577-8502 大阪府東大阪市小若江3丁目4-1

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