静岡文化芸術大学は8月31日(金)~9月6日(木)に、イズミル経済大学(トルコ)と産学共同国際デザインワークショップを開催します。これは、国際協定を締結しているイズミル経済大学との交流事業として行われるもので、今年で5回目。最終日にはプレゼンテーションを行います。
静岡文化芸術大学では、国際的かつ実践的な人材教育の一環として、地域や企業の協力を得て、トルコ共和国のイズミル経済大学(IUE)と『産学共同国際デザインワークショップ』を開催します。
ワークショップに参加する学生は、本学及びイズミル経済大学のデザイン学部の学生と、本学の文化政策学部の学生で、5人から6人一組の混成グループ(4グループ)です。4つのグループは、ワークショップで受けた講義や見学、レクチャーを踏まえ、各々の学生が専門とする領域(ビジネス起案、カラー、ロゴマーク、スタイリングなど)を活かして、それぞれのグループの最終プレゼンテーション(最終日)に結びつけていきます。
テーマに関連する調査のため、空港や茶の都ミュージアムの見学や下田市において様々な食文化体験をしたのち、協力企業のデザイナーの指導を受けながら、テーマに対するイメージの共有やアイデア展開などのディスカッションを経て、最終日にそれぞれのビジネスコンセプトとデザインのプレゼンテーションを行います。
ぜひ、ご取材くださいますよう、よろしくお願いします。
※協力企業4社:東芝、スズキ、LIXIL、トヨタ車体
※企業デザイナーは、9月4日(火)~6日(木・最終日)までのワークショップに参加します。
◆国際産学共同デザインワークショップ概要
【日程】 平成30年8月31日(金)~9月6日(木)
8月31日(金) 富士山静岡空港見学、茶の都Museum見学
9月 1日(土) 選択グループ行動、下田市民とのクッキングパーティー
9月 2日(日) 選択グループ行動、金谷旅館見学、駿河湾沼津SA調査
9月 3日(月) 中間プレゼンテーション準備
9月 4日(火) 中間プレゼンテーション、ビジネスコンセプトのブラッシュアップ
9月 5日(水) プレゼンテーション計画、パネルレイアウト
9月 6日(木) プレゼンテーション、交流パーティー
※9月6日(木)の14:30~16:10に実施するプレゼンテーションには、協力企業のデザイナーや管理(企画)担当者のほか、静岡県(文化・観光部、空港利用促進課)、下田市関係者も参加します。
【場所】 静岡文化芸術大学 自由創造工房 (浜松市中区中央2-1-1)
【テーマ】 「富士山静岡空港における静岡の食プロモーション」''FujiMusubi''
【参加者】 イズミル経済大学 学生9人・教員1人
・デザイン学部 学生9人・教員1人
静岡文化芸術大学 学生12人・教員3人
・デザイン学部(デザイン学科) 学生8人・教員2人
・文化政策学部(国際文化学科) 学生4人・教員1人
【協力企業】 株式会社東芝、株式会社LIXILグループ、スズキ株式会社、トヨタ車体株式会社
【協 力】 静岡県文化・観光部、下田市
【参考】(これまでの経緯など)
2013年の国際会議において本学デザイン学部高山靖子教授が発表した「デザインと英語教育を融合させたコラボレーション授業」に共感したトルコ共和国(母語トルコ語)のイズミル経済大学の教員からの申入れにより2014年からワークショップをベースとした交流が始まり、同年に国際交流協定を締結しました。
本学が位置する浜松市には数々のグローバル企業があり、IUEの所在地であるイズミル(Izmir)も貿易都市であることから、毎回地域産業からの協力を得ながら、地域課題をテーマとして共同プロジェクトを実施しています。今回で5回目となる本ワークショップは、双方の学生に対するグローバル人材教育にも大きな成果をもたらすだけでなく、参加する企業デザイナーのダイバーシティマネジメント研修としても評価されています。
また、昨年度トルコで行われたワークショップの提案では、アイデアの一部が実用化に向けて計画が進んでおり、年々自治体やメディアからの注目度も高まっています。
▼本件に関する問い合わせ先
公立大学法人 静岡文化芸術大学
教務・学生室 竹内
TEL:053-457-6114
【リリース発信元】 大学プレスセンター
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