成蹊大学の学生が栽培から関わり発案・製造したじゃがいものケーキを「吉祥寺駅フェスタ」で販売 -- 武蔵野市と土浦市の地域活性化につなげる



成蹊大学(東京都武蔵野市)経済学部小田宏信教授(専門分野:経済地理学)の経済地理ゼミは、7月15日に開催された「吉祥寺駅フェスタ」で、学生が茨城県土浦市の体験農園「アトレのはたけ」で栽培・収穫したじゃがいもで作ったケーキを販売した。これは株式会社アトレや武蔵野地域などと進めているプロジェクト型授業の一環で、地域活性化の取り組みを体験することで、課題解決のための学びを進めていく。




 経済地理ゼミは「世界都市東京の文化・経済・地理」をテーマとしている。2018年度は「『連携』と『体験』によって地域の活性化を考える」をサブテーマに、アトレ吉祥寺をはじめ武蔵野地域などと連携したプロジェクト型授業を進めている。

 その一環として、株式会社アトレとJA土浦の次世代農業プロジェクトワーキンググループ(ヨリアイ農場)が運営する体験農園「アトレのはたけ」(茨城県土浦市)で学生がじゃがいもの植えつけから収穫までの農作業を体験。収穫したじゃがいもの商品化を企画した。
 学生たちは4つのグループにわかれ製品を考案、二葉栄養専門学校(武蔵野市吉祥寺)の講師監修のもと、試作品を製造、最終的に「いももちパウンドケーキ」と「チーズケーキ」が製品化された。加工・販売のための収支計画を立て、武蔵野市の創業支援シェアキッチン「MIDOLINO_」にて調理・加工した。ラッピングも学生たちのアイディアが形になっている。

 このたび考案したお菓子は、武蔵野市にゆかりのあるお店が中心となって開催するマルシェ「吉祥寺駅フェスタ」で販売した。当日は、暑い中たくさんの地域住民らが来店。学生の取り組みに関心を持った人も多く、「アイディアがとてもおもしろい」「じゃがいもの味が生かされていて美味しい」などと好評で、終了時間までに完売した。

 今後は、商品化するプロジェクトを通じて得られた武蔵野市と土浦市の双方の地域課題に対する問題意識をもとに、グループ毎に研究を進めていく。

(参考)
成蹊大学経済学部 経済地理ゼミナールの2018年度課題解決型授業がキックオフ -- JA土浦や株式会社アトレ協力の下、耕作放棄地を再生した体験農園での農作業を体験(2018.03.15)
 https://www.u-presscenter.jp/2018/03/post-39047.html
成蹊大学、アトレ吉祥寺、ネクストローカルが連携協定を締結 -- 地域活性化に向けた継続的な協力体制を構築(2018.04.17)
 https://www.u-presscenter.jp/2018/04/post-39225.html


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