本リリースのポイント
・シアトル初案件となる賃貸住宅開発事業「ウエストエッジタワー(旧仮称:2nd アンド パイク)」竣工
・上層階からはエリオット湾やレーニア山の眺望を享受できる地下5階付地上39階建の高層賃貸住宅
・グループ長期経営方針「VISION 2025」にて「グローバルカンパニーへの進化」を掲げ、今後も海外事業の飛躍的成長を目指す
三井不動産株式会社(所在:東京都中央区 代表取締役社長 菰田正信)は、この度、米国子会社「Mitsui Fudosan America, Inc.(三井不動産アメリカ、代表者:John Westerfield)」を通じて、シアトルにおける当社グループ初の賃貸住宅開発事業「ウエストエッジタワー(旧仮称:2nd アンド パイク)」の開発を推進していましたが、2018 年4 月に全体竣工を迎えました。米国全土での賃貸住宅事業は、開発中4 件、竣工済み4 件の計8 物件(計約2,500 戸)となります。
本物件は、全米主要都市の中でも近年成長の著しいシアトル市内で、高層オフィス街と高級デパートなどが店舗を構える中心地に位置しております。地元の人々や観光客が多く訪れるパイク・プレイス・マーケットにも程近く、上層階からは西側のエリオット湾や南側のレーニア山の眺望を享受できるなど絶好のロケーションとなっています。なお、本物件は地元でも好評をいただいており、竣工後好調に入居が進んでおります。
当社グループはグループ長期経営方針「VISION 2025」にて「グローバルカンパニーへの進化」を掲げており、今後も海外事業の飛躍的な成長を目指しています。これまでに米国・英国の欧米諸国に加え、中国・台湾・東南アジアなどで事業を展開しています。米国では、オフィス、住宅など複数の開発事業に取り組んでおり、本年3 月に当社グループ初のワシントンDC 圏域での分譲住宅事業「ロビンソンランディング」プロジェクトへ参画し、また、かねてより推進していましたニューヨークマンハッタンのオフィスビル「(仮称)55 ハドソンヤード」開発事業は本年度中に竣工を迎えるなど、複数都市において事業を拡大しており、今後も更なる事業機会の獲得を目指しています。
「ウエストエッジタワー」外観
ルーフデッキからの眺望
■物件の特徴
良好な立地特性にふさわしいハイグレードな物件を目指し、光庭が特徴的なエントランスロビー、8階デッキのバーベキューコーナー、ドッグラン、最上階の入居者ラウンジやライブラリー、絶景を見ながら体を動かせるフィットネスなど数々のアメニティを備えています。また、入居者の利便性と物件の賑わい創出を兼ね、1階には物販・飲食店舗を8階にはレストランを誘致予定です。
入居者のメインターゲットは、周辺企業に勤務する20 代後半から40 代のビジネスパーソンで利便性の高い都心居住を志向する層で、50代のエンプティネスター世帯(子供が巣立った後の夫婦世帯)をサブターゲットとしています。
共同事業者は、シアトルに本社を構え、市内中心部にてオフィスビルおよび住宅の開発からリノベーションまでを幅広く手掛けるデベロッパーのUrban Visionsです。
エントランスロビー
8階デッキ/最上階のジムからの眺望
ウエストエッジタワー 物件概要
【所在地】1430 2nd Avenue, Seattle, WA
【交通アクセス】
LRT Link線「University Street」駅 徒歩3分(シアトル・タコマ国際空港より直結)
市バス 各路線の停留所 徒歩1~4分
【敷地面積】約19,000sf(約1,700m2)
【延床面積】約568,300sf(約52,800m2)
【賃貸面積】
計約346,700sf(約32,200m2)
住宅:約334,800sf(約31,100m2)、商業:約11,900sf(約1,100m2)
【総戸数】340戸
【構 造】RC 造
【階 数】地下5階付地上39階
【用 途】賃貸住宅および店舗
【スケジュール】
着工 2015年8月
竣工 2018年4月