シティ・オブ・ドリームス メディテレーニアンの起工式を開催

キプロス政府初の公認となる暫定ゲーミング施設が6月28日に開業



ヨーロッパ最大のゲーミングリゾート施設となる「シティ・オブ・ドリームス メディテレーニアン」の起工式が、キプロス共和国のニコス・アナスタシアディス大統領、CNSグループのメリス・シャコラス氏、メルコグループの会長兼最高経営責任者(CEO)であるローレンス・ホーらが参列するなか、6月8日(キプロス現地時間)に開催されました。2021年にリマソールでの開業を目指す当リゾート施設には、ゲーミング、多様なアトラクション、エンターテインメント、レクリエーションに加え、キプロスで初となるMICE施設が建設されます。当リゾートには、キプロスのツーリズムを活性化する起爆剤として、大きな期待が寄せられています。

キプロス政府高官および現地の実業界から多くの参列者を招いた当式典において、メルコグループが開発プロジェクトとして、リマソール西部の自然風景との調和と持続可能な開発の原則に基づいた建設計画を発表しました。ヨーロッパ最大の統合型ゲーミングリゾート(ICR)となる本施設のゲーミングエリアに合計136テーブルと1,200台のゲーミングマシンを完備します。5つ星ホテルには、上質なヴィラおよび500の客室、合計11店のレストランおよびカフェテリア、ウェルネスセンター、スポーツセンターなどが完備されます。その他にも、ラグジュアリーブランド店舗が集まるショッピングエリア、木々が生い茂る広大なプールエリアにはサーフプール、広大な自然に囲まれた屋外円形劇場の建設も予定されています。

国際会議の新たな開催地として期待されるMICE施設(9,600㎡)には国際会議センターが設置されるなど、この先駆的なプロジェクトが、キプロスおよび周辺地域において新たなランドマークとなることで、年間30万人の旅行者増加が期待されています。シティ・オブ・ドリームス メディテレーニアンの建設期間中に4,000人の雇用創出、全面開業後に約2,400人の正規雇用創出が見込まれています。開業2年後のキプロスへの経済効果は、年間約7億ユーロ、キプロスの年間国内総生産(GDP)の約4%に達すると予測されています。

キプロス共和国のニコス・アナスタシアディス大統領は、「キプロスにおいて非常に重要な節目となった今回の協業は、行政機関と民間事業者によって成し遂げられ、高い達成感を与えてくれました。周辺地域においてランドマークとなるこのリゾートを2021年に開業させるため、必要な手続きを迅速に進めていきます」と述べられ、この歴史的な日を歓迎されました。

大統領は前述に続いて、2030年への新たな観光戦略の中核としてシティ・オブ・ドリームス メディテレーニアンを位置づけ、季節変動の軽減およびプレミアム市場に注力するための包括的かつ総合的な取り組みを行っていると説明されました。キプロスが周辺地域および世界市場におけるプレミアムな観光目的地にとって重要な前提条件が整っていることから、当リゾートがキプロス経済へ卓越した利益をもたらし、GDPならびに失業率において多大な影響と改善への寄与についても言及されました。

さらに、大統領からホーCEOへ感謝の言葉として、地中海都市のキプロスにおいて前例のない重要かつ突出したプロジェクトに対し、積極的な貢献と支援が顕著な信頼の上に成り立っていると伝えられました。アナスタシアディス大統領は最後に、「キプロス政府および私は、持続可能な経済成長に貢献する投資促進と積極的な支援の準備ができています」と締めくくりました。

メルコリゾーツ&エンターテインメントの会長兼最高経営責任者(CEO)であるローレンス・ホーは、「この起工式は、ヨーロッパ最大の統合型リゾートというだけではなく、当社にとってアジア以外で展開する最初のシティ・オブ・ドリームスとして記念すべきものです。野心的で刺激的なこのプロジェクトを、キプロス政府からCNSと当社に託していただけたことを、大変光栄に思います。私たちが今日、当リゾートの礎石を据えたことは、リマソールとキプロス全体が新たな時代へ踏み出したと言っても過言ではありません。このプロジェクトは、持続可能な経済成長と雇用率改善を目指すキプロスの取り組みへ、多大な貢献ができると確信しています」と述べています。

また、ホーCEOは暫定的に開業するゲーミング施設『キプロスカジノ』を、6月28日にリマソール内に開業することを発表しました。キプロスの法規制に基づき運営される初めての政府公認ゲーミング施設は、統合型リゾートを開発・運営するメルコリゾーツの非常に高い基準の中でも、とりわけ高い責任あるゲーミングの基準に沿って運営が行われます。

起工式の後、シティ・オブ・ドリームス メディテレーニアンおよびキプロスカジノの代表取締役であるクレイグ・バランタイン氏が、報道関係者向け視察ツアーを実施しました。総面積4,600m²のうち1,300m²を擁するゲーミングエリアには、33のテーブル、242台のスロットマシン、VIPゲーミングエリア、レストラン1店、バー2店が完備されています。当リゾートの2021年開業時に、この暫定ゲーミング施設の営業を終了し、すべての従業員がシティ・オブ・ドリームス メディテレーニアンへ転属となります。

2018年度中には暫定ゲーミング施設をニコシア、ラルナカ、ファマグスタ、パフォスの4ヵ所での営業開始を予定しています。

メルコグループについて
メルコ・インターナショナル・ディベロップメント・リミテッド(以下「メルコグループ」、香港証券取引所コード:200)は1910年に創業(香港創業した最初の100社のうちの1社)し、1927年から香港証券取引所に上場しています。メルコグループは現在、会長兼最高経営責任者(CEO)であるローレンス・ホーのリーダーシップのもと中国、フィリピン、ロシアで事業を展開し、レジャーおよびエンターテイメント業界におけるグローバルリーダー企業となっています。業界における同社の期待に応える精力的な姿勢と際立ったリーダーシップは、広く世界に認められています。メルコグループは、メルコリゾーツ&エンターテインメント・リミテッド(NASDAQ:MLCO)の過半数の株式を保有しています。このメルコリゾーツ&エンターテインメント・リミテッドは、アジアにおけるゲーミングおよびエンターテイメントリゾート施設の開発、所有、運営を行っているリーディングディベロッパーです。近年の買収によって、メルコグループの財務状態は増強され、マカオ、アジア、世界中での成長機会を追求できる体制を整え、キプロス初の統合型リゾートのライセンスも獲得しました。メルコグループの詳しい情報については、こちら( http://www.melco-group.com/en/index.html )をご覧ください。

Cyprus PhassouriZakakiLimitedについて
Cyprus Phassouri(Zakaki)LimitedはCNSグループ傘下の企業であり、不動産、電気通信、酪農、大規模農業、輸出、鉱業などさまざまな事業をキプロスで展開しています。CNSグループの詳しい情報については、こちら( http://www.cns.com.cy/ )をご覧ください。

本件に関するお問合せ先
メルコリゾーツ&エンターテインメントジャパンPR事務局 (株式会社旭エージェンシー内)
担当 : 黒瀬、西田 / Tel : 03-5574-7890 Fax : 03-5574-7887 Mail : melco@asahi-ag.co.jp

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この企業の情報

組織名
メルコリゾーツ&エンターテインメントジャパン株式会社
ホームページ
https://www.melco-resorts.jp/
代表者
白男川 亜子
資本金
42,466 万円
上場
海外市場
所在地
〒100-0005 東京都千代田区丸の内1-1-1パレスビル3F

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