2019年度から新たに運用される静岡県防災ヘリコプターの機体デザインに、静岡文化芸術大学(浜松市中区)デザイン学部4年の近藤涼香さんが考案したデザインが採用された。
静岡県では2019年度から防災ヘリコプター「オレンジアロー」の新機体を運用することに伴い、新機体のデザイン案を募集した。ヘリコプターメーカーや消防隊内、学生などから20案ほどのデザインが寄せられ、川勝平太知事や県職員らによる審査の結果、静岡文化芸術大学デザイン学部4年の近藤涼香さんが考案したデザインが選ばれた。
近藤さんは県防災ヘリコプター「オレンジアロー」の愛称から、矢をモチーフにしたデザインを考案。救助隊カラーであり、地元特産のみかんを思わせるオレンジ色と、駿河湾をイメージした紺色を使い、静岡らしさを表現した。
3月13日には感謝状の贈呈式が行われ、近藤さんに知事感謝状が送られた。近藤さんは「自分がデザインした機体を、いろいろな人に見てもらえるんだと思うとうれしい」とコメントしている。
近藤さんがデザインした新機体は2019年3月に納入され、夏から秋頃にかけて運用を開始する予定。
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