静岡文化芸術大学(浜松市中区)の学生チーム「チームやらまいか」は、3月5日に開催された「知財活用スチューデントアワード」で優秀賞を受賞した。この大会は、産学官金の地域支援機関が連携し、学生が大手企業の開放特許を活用した斬新な商品アイデアを創出するとともに、地域活性化を促進することが目的。同チームは初出場で、ウェアラブルデバイス技術を活用したリズムゲームについてプレゼンテーションを行った。
「チームやらまいか」は、昨年12月に開催された「学生による知的財産活用ビジネスアイデア大会」静岡県大会で最優秀賞を受賞し、このたびの「知財活用スチューデントアワード」の出場権を獲得。当日は東京、埼玉、静岡、長野の4地域15校31チームから選ばれた総勢11チームの学生が、富士通株式会社、株式会社イトーキが使用を許諾している特許を利用した新ビジネスを提案した。
「チームやらまいか」を指導した崔学松准教授は「本年度初出場で優秀賞に選ばれたことは非常に喜ばしいことである。来年度は、最優秀賞を目指して再度チャレンジしたい」とコメントした。
【プレゼンテーション内容】
・活用特許
指先で文字入力可能なウェアラブルデバイス技術(富士通株式会社)
・アイデア名
ウェアラブルデバイスを活用したリズムゲーム
・概要
指先で文字入力できるデバイスを指先以外の部分にも着用できるようにすることで、身体機能の著しい低下および認知症を予防するリズムゲームを提案。
(参考)
◆知財活用スチューデントアワード
【開催日】3月5日(月)
【会 場】信用金庫会館京橋別館(東京都中央区京橋3-8-1)
【主 催】Open Patent Innovation Consortium(略称:OPIC)(西武信用金庫 (一社)さいしんコラボ産学官 静岡県産業振興財団)
▼本件に関する問い合わせ先
公立大学法人 静岡文化芸術大学 地域連携室
TEL:053-457-6105
【リリース発信元】 大学プレスセンター
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