酪農学園大学(北海道江別市)はこのたび、北海道ワイン株式会社(北海道小樽市)と包括連携協定を締結した。これは、相互の発展と学術の振興および地域経済の発展・活性化を目的とするもの。今後は協定に基づき、醸造用ブドウ栽培やワイン醸造に関する教育のほか、ワイン関連食品の開発などで協力していく。これに伴い、9月20日には締結式を開催。同大の竹花一成学長と同社の嶌村公宏社長が協定書に署名した。
酪農学園大学は2015年よりワイン醸造に関する研究を開始したが、ワイン醸造を専門とする教員がいなかった。自社のワインブドウ農場を持ち、北海道の原料にこだわってワインを製造する北海道ワイン株式会社と包括連携協定を締結したことで、同社の持つ知識を生かして教育研究を推進。それによって、人材育成およびワイン業界の発展に寄与することを目指す。
◆包括連携協定について
【協定を締結するねらい】
・醸造用ブドウの栽培管理やワイン醸造に関する講義・実習に対し協力を得ることが可能(学生教育に資することが出来る)。
・北海道ワイン株式会社が実施する職員教育に対し、酪農学園大学教員が講義を行うことでワイン業界の発展の一助となる(人材育成)。
・ワイン関連食品の開発も視野に入れ、新たな食産業の振興・発展が期待される(マリアージュ)。
・インターンシップの実施を通じて北海道ワイン株式会社をはじめとした道内ワイン業界への就職が期待される。
【協定の内容】
(1)目的
相互の発展と学術の振興及び地域経済の発展・活性化を目指す。
(2)協定事項
ア 相互の人的支援、人材育成に関する事項
イ 教育・研究開発の推進に関する事項
ウ 連携に係る既存施設・設備の利用に関する事項
エ その他必要な事項
▼本件に関する問い合わせ先
学校法人酪農学園広報室
TEL: 011-388-4158
E-mail: kokato@rakuno.ac.jp
【リリース発信元】 大学プレスセンター
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