四代田辺竹雲斎氏制作 1万本以上の竹ひごを使った巨大インスタレーションが完成!! 7月11日(火)まで、日本橋高島屋1階正面ホールで公開中!
- 株式会社高島屋
- 2017年06月28日
- 12:00
四代 田辺竹雲斎氏制作
1万本以上の竹ひごを使った巨大インスタレーションが完成!!
7月11日(火)まで、日本橋高島屋1階正面ホールで公開中!
日本橋高島屋1階正面ホールにて、竹工芸家の四代田辺竹雲斎氏が全長約5mのインスタレーションを6月21日(水)より営業時間中に公開制作されてきましたが、27日(火)に完成いたしました。
こうしたインスタレーションは、2011年から国内外で発表されてきましたが、この作品「Connection」が過去最大となるそうです。
素材となる竹は、高知県須崎市の山にしか生えない虎皮状の模様が入った虎斑(とらふ)竹(だけ)(虎竹)を使用し、接着剤や釘など一切使わず、伝統工芸の技法を使って手作業で作成しました。
制作中は小さなお子さまから年配のお客様まで幅広い方々の注目を集め、その制作する様子を興味深くご覧になっていらっしゃいました。毎日ランチ時と帰宅途中の2回訪れて進行具合を観にこられる方々もいらっしゃるほど、多くの方がダイナミックかつ繊細な作品に魅了されています。
大阪府堺市で初代竹雲斎が竹を始めて118年。当代は今年3月に竹雲斎を襲名され、代々の技術を継承する伝統工芸作品を極めるとともに、世界的にも評価の高い竹のインスタレーションや現代性の高い立体作品を発表されています。
本年もすでに、ブラジルはサンパウロの外務省Japan House及びニューヨークのメトロポリタン美術館でのインスタレーション制作を行い、大好評を博しておられます。
作品は展示後解体されて竹ひごに戻り、それをまた次の作品に再利用されます。この日本橋高島屋で展示されている作品の中にも2011年の最初の作品や、2015年のフランス迎賓館でのインスタレーション作品など、国内外で使用された竹ひごに新しいものを補充しながら使用されています。
この作品の竹ひごも、今年秋の海外でのインスタレーション作品に使用される予定です。
また、6月28日(水)から7月3日(月)までは6階美術画廊にて「高島屋美術部創設110年記念 四代 田辺竹雲斎 襲名展」を開催いたします。
襲名展では「伝統と挑戦」をテーマに、竹雲斎代々の技術を継承する伝統作品や、「伝統」×「テクノロジー」の融合により竹工芸の新たな可能性を模索するオブジェ作品など約80点を一堂に展観いたします。
高島屋美術部創設110年記念
四代 田辺竹雲斎 襲名展
・会期:6月28日(水)~7月3日(月)
・会場:日本橋高島屋6階美術画廊
竹のインスタレーション「Connection」
・展示期間:6月28日(水)~7月11日(火)
・展示場所:日本橋高島屋1階正面ホール
【お問い合わせ】日本橋高島屋 TEL 03-3211-4111(代表)