武蔵大学(東京都練馬区/学長:山嵜哲哉)は、新しい時代を担うグローバル市民に求められる異文化理解力と語学力を備えた人材を育てるため、2017年度から人文学部に「グローバル・スタディーズコース(GSC)」を新設した。現在、33名の学生が学んでいる。人文学部では、英語圏、ヨーロッパ、日本、東アジアといった地域ごとの文化を理解し、対象地域の言語の確実な修得を教育の目標としている。
GSCは、こうした人文学部の取り組みを一層充実させたプログラムで、集中的な語学学習と特色ある授業によって、グローバル市民として能動的に活躍できる人材を育成する新たな特訓コースである。英語によるゼミや講義で専門の学修を行う英語プログラム(学科横断型)に加え、ドイツ語、フランス語、中国語、韓国・朝鮮語それぞれのプログラムがある。
●GSC一期生の声!(英語プログラム履修生)
授業や課題の疑問点は、コーチングの個別指導で相談したり、毎日のようにMCV(*)や図書館に集まり、仲間といっしょに取り組んでいます。息抜きにMCVでクッキングクラスなどのアクティビティに参加することで、英語をより一層身近に感じることができます。
*MCV(Musashi Communication Village)とは…英語をはじめとした外国語や異文化を学ぶための「国際村」
◆【人文学部3学科 対象】 英語プログラムのポイント
○英語による授業と海外留学で卒業に必要な単位が修得可能
○国家の枠組みを超えた課題や文化現象を学び、グローバルな視点を養う
○1年次には海外短期集中英語学習。半年または1年の長期留学を推奨
○コーチングと呼ばれる正課外の個人指導で徹底サポート
●GSC(英語プログラム)のテーマ群
◇ Global Relations
国家間の利害がどのように関連し合っているかを考察する。
◇ Global Literature
異文化同士の遭遇やグローバル化の問題を、そうしたテーマを扱った文学作品や映画作品の研究を通じて考察する。
◇ Global Japanese Studies
過去および現代における日本文化の諸相をグローバルな視点から考察する。
◆【ヨーロッパ文化学科 対象】ドイツ語/フランス語プログラムのポイント
○高度な語学力を習得する留学支援プログラム
○6カ月または1年間の留学を推奨
○言語での口頭発表や卒業論文執筆に挑戦
所属学科のカリキュラムに従って学びながら、高度な語学力の習得をめざす、留学支援プログラム。集中的な個別指導を受け、ヨーロッパ文化学科はドイツ語圏、またはフランス語圏の大学への留学をめざす。
◆【日本・東アジア文化学科 対象】中国語/韓国・朝鮮語プログラムのポイント
○高度な語学力を習得する留学支援プログラム
○6カ月または1年間の留学を推奨
○各言語での口頭発表や卒業論文執筆に挑戦
所属学科のカリキュラムに従って学びながら、高度な語学力の習得をめざす、留学支援プログラム。集中的な個別指導を受け、日本・東アジア文化学科は中国、または韓国の大学への留学をめざす。
◆語学力の指標 ~卒業時に到達すべき最終目標~
【英語プログラム】
TOEIC(R)L&R800点以上、TOEFL(R)iBT80以上、IELTS6.5以上、英検準1級以上
【ドイツ語プログラム】
ゲーテ・ドイツ語検定試験B2以上、ドイツ語技能検定試験(独検)準1級以上
【フランス語プログラム】
フランス語学力資格検定(DELF)B2以上、実用フランス語技能検定試験(仏検)準1級以上
【中国語プログラム】
中国語検定試験(中検)2級以上、漢語水平考試(HSK)5級以上、華語文能力測検(TOCFL)Level 4以上
【韓国・朝鮮語プログラム】
ハングル能力検定試験2級以上、韓国語能力試験(TOPIK)4級以上
▽武蔵大学公式Webサイト
http://www.musashi.ac.jp/
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担当: 山野(やまの)・齋藤(さいとう)
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