SAS、アドバンスド・アナリティクス分野で圧倒的トップシェアを堅持

~米IDC調査、SASを世界最大のビジネス・アナリティクス専業プロバイダーと評価~

米国ノースカロライナ州キャリー発
ビジネス・アナリティクス・ソフトウェアとサービスのリーディング・カンパニーである米国SAS Institute Inc.(以下: SAS)は、アドバンスド・アナリティクス(データマイニング、統計解析などの高度な分析)分野で他社を大きく引き離し、世界各地の多数の企業においてSASの採用が拡大していることが、米国調査会社IDCのレポート「Worldwide Business Analytics Software 2012-2016 Forecast and 2011 Vendor Shares」(1)によって明らかとなりました。

IDCによると、アドバンスド・アナリティクス分野におけるSASのマーケットシェアは、2010年の34.8%から上昇し、35.2%となりました。これは、レポートに記載されたSAS以外のアドバンスド・アナリティクス・ベンダー各社のシェアの合計をも上回る割合であり、第2位のIBMのシェアは、16.8%でした。

このほか、ビジネス・インテリジェンス・ツール、データウェアハウス・プラットフォーム、パフォーマンス・マネジメント、エンドユーザー向けクエリ&レポーティング・ツール、サプライチェーン分析など、ビジネス・アナリティクスに関連するそれぞれの分野でも、SASはトップ5のプロバイダーに選出されています。

IDCによると、ビジネス・アナリティクス・ソフトウェア市場全体の2011年の成長率は14.1%であり、2016年までの年平均成長率(CAGR)は9.8%と予測されています。

SASの上席副社長 兼 CMO(マーケティング最高責任者)であるジム・デイビス(Jim Davis)は、「長い間、ITはコストセンターと考えられ、收益を生み出す部門とは捉えられていませんでした。しかし、企業経営層が分析のメリットをより明確に理解するにつれて、こうした認識は急速に変化しつつあります。企業では、分析によりデータから洞察を引き出すことで、ITがビジネスの牽引役として機能し、利益を生み出せるようになるという理解が広まっています」と述べています。

一例として、ヒューレット・パッカード社(以下、HP)は現在、SAS Analyticsを活用して構造化データと非構造化データの両方を分析しています。そこで得られた分析結果から、初期段階の市場に関する有益な洞察を得ることができ、最終的にはHPの業績に貢献することが可能となります。

HPのグローバル・カスタマー・インテリジェンス担当バイスプレジデントのPrasanna Dhore氏は、「公開されているデータを分析することで、製品に求められる要件に対してプロアクティブに対応できるだけでなく、当社コールセンターのサービスに関する問題を予測することも可能になります。既存製品に対する顧客満足度は上昇しましたが、さらなる売上増加のため、今後投入する製品についても微調整を施すことが可能です。これはほんの一例であり、これ以外にも、さまざまな方法でSAS Analyticsを業務改善のために活用しています」と述べています。

SAS(R) High-Performance Analytics
ビジネス・アナリティクス分野を36年にわたってリードしてきたSASは、いわゆる「ビッグデータ」と呼ばれている増大し続ける大容量データから、ビジネスに寄与する洞察を引き出すという課題に応えるため、革新的なSAS High-Performance Analytics製品群の提供を開始しました。

SAS High-Performance Analytics製品群は、SASのインメモリ・コンピューティング技術をベースとしており、これまで数日を要していた分析処理を、わずか数分・数秒単位まで短縮することができます。これによりビジネスリーダーは、手遅れになる前に最適な意思決定を行うことができます。

現在、以下のSAS High-Performance Analytics製品が提供されています。
 SAS(R) Visual Analytics: 高度なビジュアルインターフェイスを備え、ビッグデータを高速に探索、分析、可視化
 SAS(R) High-Performance Analytics: 汎用ブレードサーバーや超並列処理(MPP)データベースによる分散並列処理で高速計算を行い、SASの分析機能を準リアルタイムで実行
 SAS(R) High-Performance Analyticsアプリケーション: リスク管理や小売業など、業務・業種に特化した専用アプリケーション

1. IDC, Worldwide Business Analytics Software 2012-2016 Forecast and 2011 Vendor Shares, Doc #235494, June 2012.

<SAS Institute Inc.について>
SASは、ビジネス・アナリティクス・ソフトウェアとサービスのリーディング・カンパニーであり、ビジネス・インテリジェンス市場においても最大の独立系ベンダーです。SASは、高度な分析と将来予測を実現するフレームワークにもとづき、顧客企業の60,000以上のサイトに革新的なソリューションを提供しています。複雑な経営課題を解決するビジネス・ソリューションによって迅速で正確な意思決定を実現することで、顧客のパフォーマンス向上と価値の創出を支援します。1976年の設立以来、「The Power to Know(R)(知る力)」を世界各地の顧客に提供し続けています。本社:米国ノースカロライナ州キャリー、社員数:Worldwide約1万2千名、日本法人約210名(http://www.sas.com/

*SASとその他の製品は米国とその他の国における米国SAS Institute Inc.の商標または登録商標です。その他の会社名ならびに製品名は、各社の商標または登録商標です。

*2012年7月9日に米国SAS Institute Inc.より発表されたプレスリリースの抄訳です。

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この企業の情報

組織名
SAS Institute Japan株式会社
ホームページ
http://www.sas.com/jp
代表者
手島 主税
資本金
10,000 万円
上場
非上場
所在地
〒106-6111 東京都港区六本木6-10-1六本木ヒルズ森タワー 11F
連絡先
03-6434-3000

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