最新版「SAS(R) Drug Development」の提供により医薬品の市場投入までの期間を短縮し、臨床研究開発を支援

~新たなワークフロー機能により、グローバルなコラボレーションとコンプライアンス強化を促進~

米国ペンシルバニア州フィラデルフィア「DIA 2012 Annual Meeting」発
ビジネス・アナリティクス・ソフトウェアとサービスのリーディング・カンパニーである米国SAS Institute Inc.(以下: SAS)は、臨床試験データ解析の高速化を実現する「SAS(R) Drug Development」の最新版を、製薬、バイオテクノロジー、医療機器メーカー向けに提供開始したと発表しました。機能拡張したSAS Drug Developmentの最新版で、新しい医薬品を市場投入するまでの期間を短縮できます。SASは臨床データ解析および電子申請分野のリーダとして10年以上もの間、医薬分野の現場で実証された製品を提供し、ライフサイエンス向けソリューションのデファクトスタンダードとして認知されてきました。

SAS Drug Development最新版の主な特長は以下の通りです。
 大規模かつ複雑なデータを一元的かつセキュアに利用
 プロセスを合理化し、複雑なプロジェクトにおける多様な解析を実現
 臨床研究者による早期の状況把握と迅速な意思決定
 開発サイクルの短縮による、コスト削減と製品の市場投入までの期間短縮

最新のSAS Drug Developmentは、第一三共、アステラス製薬、シャイアー社をはじめとする40社以上の顧客企業に採用されています。最新版では、プロジェクトの監視機能を高める統合ワークフローや、自動プロセス・オーケストレーション機能が組み込まれ、さらに熟練したユーザーを対象に強力なプログラミング環境も導入されています。

IDC Health Insights社のリサーチ・ディレクター、Alan S. Louie氏は、「データから導かれた洞察を収集、解析、共有し、そこから迅速な行動を導き出す能力は、ライフサイエンス企業の差別化要因となっています。SAS Drug Developmentがもたらす新たなイノベーションは、変化の著しいヘルスケア業界に対するSAS継続的な取り組みを反映するものであり、業界に対して大きな貢献を果たしてくれます」と述べています。

新機能と特長
SAS Drug Developmentにより、統計プログラミングとデータ管理のリソースをより効果的に監視することができます。ユーザーは、組織、プロジェクト、グループだけでなく、個人単位の活動も含め統合・管理するワークフローエンジン内に、プログラミング以外の臨床開発プロセスと、これに関連する標準的な動作手順を実装することもできます。

第一三共のインフォマティクス担当ディレクター、Bernd Doetzkies氏は、「SASを使用する主なメリットのひとつは、データの受信および保存と、ユーザーへのデータ公開プロセスが標準化されていることです。臨床データのリポジトリモデルに関する当社のビジョンは拡大してきています。SAS Drug Developmentは、変化を続ける当社の情報システムにおいて、相互運用可能なプラットフォーム環境へのハブの役割を果たすと考えています」と述べています。

SASのヘルス&ライフサイエンス・グローバル・プラクティス担当ディレクターのマット・グロス(Matt Gross)は、「SAS Drug Developmentは多数のお客様に満足いただいており、その支援によってこの10年間、製品は進化を遂げてきました。ユーザー企業における需要の高まりに応える上で、ユーザーからの意見や業界のオピニオンリーダーから寄せられる情報は、製品を強化していく上で極めて有益です」と述べています。

SAS(R) Drug Developmentのメリット
本ソリューションは、企業が臨床とビジネスの両面において正しい情報に基づいた意思決定を行い、解析および報告プロセスを合理化・最適化できるよう支援します。安全性と有効性をより効果的に評価しつつ、ビジネスパートナーや規制当局との連携や対応を向上させることができます。これにより、一度の治験だけでなく、複数の治験や治療から収集された臨床データの解析や報告も容易に行うことができます。

SASのライフサイエンス向けアナリティクス・ソリューション
SASはライフサイエンス向けのアナリティクス・ソフトウェアとサービスで業界をリードしています。トップクラスのソリューションを提供することで、医療の向上、財務実績の強化、顧客関係の構築、ならびにライフサイエンス分野におけるイノベーションを推進しています。SASのソリューションは、アストラゼネカ、イーライリリー・アンド・カンパニー、マッケソンなど、大手ライフサイエンス企業各社に採用されています。

<SAS Institute Inc.について>
SASは、ビジネス・アナリティクス・ソフトウェアとサービスのリーディング・カンパニーであり、ビジネス・インテリジェンス市場においても最大の独立系ベンダーです。SASは、高度な分析と将来予測を実現するフレームワークにもとづき、顧客企業の60,000以上のサイトに革新的なソリューションを提供しています。複雑な経営課題を解決するビジネス・ソリューションによって迅速で正確な意思決定を実現することで、顧客のパフォーマンス向上と価値の創出を支援します。1976年の設立以来、「The Power to Know(R)(知る力)」を世界各地の顧客に提供し続けています。本社:米国ノースカロライナ州キャリー、社員数:Worldwide約1万2千名、日本法人約210名(http://www.sas.com/

*SASとその他の製品は米国とその他の国における米国SAS Institute Inc.の商標または登録商標です。その他の会社名ならびに製品名は、各社の商標または登録商標です。

この企業の関連リリース

この企業の情報

組織名
SAS Institute Japan株式会社
ホームページ
http://www.sas.com/jp
代表者
手島 主税
資本金
10,000 万円
上場
非上場
所在地
〒106-6111 東京都港区六本木6-10-1六本木ヒルズ森タワー 11F
連絡先
03-6434-3000

検索

人気の記事

カテゴリ

アクセスランキング

  • 週間
  • 月間
  • 機能と特徴
  • Twitter
  • デジタルPR研究所