株式会社リクルート住まいカンパニー(本社:東京都中央区代表取締役社長:野口孝広)が運営する不動産・住宅サイト『SUUMO(スーモ)』は、住まいや暮らしに関する様々なテーマについてアンケート調査を実施し、結果をご紹介しています。今回は「東横線・田園都市線の住み心地は?」というテーマのアンケート結果をまとめましたのでお知らせします。
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東横線ユーザーは店やスポット、田園都市線ユーザーは雰囲気を重視
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なぜその沿線に住んでいるのか、その理由を尋ねたところ、東横線ユーザーの回答では、「都心や繁華街へのアクセスが良いから」(37.3%)と「学校や勤務地へのアクセスが良いから」(33.3%)が並び、利便性の高さが沿線居住の理由となっていることがわかった。
一方、田園都市線ユーザーで見ると、「沿線の街の雰囲気が好きだから」(35.3%)が最多となり、「都心や繁華街へのアクセスが良いから」(32.7%)と「学校や勤務地へのアクセスが良いから」(32.0%)が続いた。「沿線の街の雰囲気が好きだから」については、東横線ユーザーの24.0%と11.3ポイントも差が開くこととなり、田園都市線ユーザーのほうが「街の雰囲気」をより重視する傾向が色濃く表れた。
対して、東横線ユーザーに顕著な傾向が現れたのが、「好きなお店やスポットが多いから」(17.3%)で、田園都市線ユーザーの6.7%のほぼ2倍に上った。総じて、東横線ユーザーには特定の場所へのアクセスの良さや店・スポット等の有無を重視する傾向が、田園都市線ユーザーには街のテイストや雰囲気を評価して住む傾向が見られた。
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家賃相場は、東急田園都市線のほうがリーズナブル
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両線の沿線に住むことを想定して、家賃相場を比較してみよう。同じような条件の駅どうして、駅から徒歩15分以内のワンルーム・1K・1DKの家賃相場を比べてみると、東横線・妙蓮寺駅と田園都市線・江田駅のケースを除けば、どうやら、総じて田園都市線の方が、家賃がリーズナブルな傾向がある模様。渋谷だけでなく、横浜という巨大ターミナルを擁する東横線の利便性が、東横線沿線の家賃相場に反映されていることが考えられる。
■まとめ
東横線と田園都市線。同じ東急電鉄が経営している上、雰囲気も似ている両線だが、各沿線に居住し、日常的に利用しているユーザーの声を聞いてみると、それぞれ特色があることがわかった。
使い勝手の良さやショッピング施設等の充実度、沿線駅や街のテイストや雰囲気といった好みの面からも、各々さまざまな魅力のある東横線と田園都市線に、これからも注目し続けたい。
<調査概要>
・調査期間:2016年8月25日~2016年8月26日
・調査方法:インターネット調査
・調査対象者:東急東横線・東急田園都市線沿いにお住いの20代~60代の男女
・有効回答数:300名(各線150名ずつ)
▼混雑度は?家賃は?徹底比較「東横線」VS「田園都市線」
http://suumo.jp/journal/2016/10/07/119041/
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