インドネシアAPPグループの日本法人 全社でPEFC-CoC認証を取得

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エイピーピー・ジャパン/ユニバーサル・ペーパー/キョクトウ・アソシエイツ

【2016年5月12日-東京】―アジア・パルプ・アンド・ペーパー・グループ(本社:インドネシア・ジャカルタ、会長:テグー・ガンダ・ウィジャヤ 以下、APP)傘下の日本法人の一つユニバーサル・ペーパー株式会社(本社:東京 、代表取締役社長:大脇 明憲 以下、ユニバーサル・ペーパー)が、2016年5月12日付で、世界最大の森林認証である*1 PEFCのCoC認証を取得しました。これにより、エイピーピー・ジャパン株式会社(本社:東京、代表取締役社長:木下 真 以下、APPジャパン)と株式会社キョクトウ・アソシエイツ (本社:大阪、代表取締役社長:畑中 廉平 以下、キョクトウ・アソシエイツ)を含むAPPグループ傘下の日本法人3社全てが、PEFC-CoC認証を取得したことになります。

PEFCは、「環境・森林を保護しつつ、同時に産業を繁栄させること」を目的に発足された世界最大の森林認証システムです。PEFCは、「森林管理認証」と「加工・流通過程管理(CoC:Chain of Custody)認証」という厳格な第三者認証によるプロセスで検証されており、「森林管理認証」は認証林がPEFCの持続可能性基準に沿って管理されていることを検証するのに対し、「CoC認証」は森林から最終製品まで認証材の足跡を辿ることで、最終製品に使用されている木材が実際にPEFC認証林につながっていることを保証するものです。

インドネシア・中国に本拠を置くAPPグループは、インドネシアで110万ヘクタール、中国で30万ヘクタールの植林地を管理しています。そのうち、インドネシアでは約40%、中国では約80%がすでにPEFCの「森林管理認証」を取得済み(2016年3月時点)となっており、残りの植林地についても年内に順次承認される予定です。

日本のAPPグループにおいては、情報用紙・印刷用紙・産業用紙・特殊紙を扱うAPPジャパンが2009年3月にPEFC-CoC認証を取得。紙文具を扱うキョクトウ・アソシエイツが2013年3月に、また今回ティッシュ等家庭紙を販売するユニバーサル・ペーパーが取得したことにより、日本のグループ全社が日本市場おけるPEFC製品の販売促進の準備ができたことを意味します。APPジャパンは、日本市場向けPEFC認証製品としては、大手事務用品通信販売企業のプライベートブランドとして、インドネシア製コピー用紙の販売を2016年3月下旬より開始しています。これに続き、自社ブランドのコピー用紙や産業用紙などについても、年内に順次販売予定となっております。

現在、世界の最重要課題の一つである地球温暖化対策として、その原因である温室効果ガスを吸収する森林の保護は不可欠となっています。木材を原料とする紙製品にとっても、「責任ある調達」を目指すためには、適切に管理された持続可能な森林を資源として製品をつくることが重要となります。APPグループでは、認証製品によって、今後日本でもますます求められる「責任ある調達」に寄与していく所存です。

*1出典元:林野庁:世界の主な森林認証の概要 


<PEFCについて>
1999年に設立されたPEFCは、国際標準化機構ISO(認証)方式に沿って、独立した第三者認証を通じて持続可能な森林管理(SFM: Sustainable Forest Management)の推進に尽力している国際的な非営利および非政府組織です。林業における優れた慣行を促進し、森林の木材および非木材製品が最高水準の環境・社会・経済基準に準じて供給されていることを保証するため、森林のサプライチェーン全体を通じた取り組みを推進しています。 
PEFCアジアプロモーションズ http://www.pefcasia.org/japan/index.html

<APPについて>
アジア・パルプ・アンド・ペーパー・グループ(APP)は紙パルプ製造企業グループの総合ブランド名です。APPは1972年にインドネシアのチウィ・キミア工場から操業を開始しました。現在はインドネシアと中国の工場群で製品を生産しています。紙、パルプ、包装紙製品、加工紙製品の総合生産能力は年間約2000万トンで、6大陸120ヶ国以上で製品を販売しています。また、APPは環境パフォーマンスの向上や生物多様性の保全、地域コミュニティの権利の保護をさらに向上させるため、2012年6月に「持続可能性ロードマップ ビジョン2020」を、2013年2月に「森林保護方針」を立ち上げ、自然林伐採ゼロの誓約のもと、自社の植林木による製品づくりを行っています。2014年9月には、国連気候変動サミットの「森林に関するニューヨーク宣言」に製紙会社として唯一署名をしました。また、2015年12月には、インドネシアの森林保護・再生支援を目的とした『ベランターラ基金』を立ち上げました。
https://www.asiapulppaper.com/

<APPジャパンについて>
エイピーピー・ジャパン株式会社(APPJ)は、インドネシアと中国を本拠とする総合製紙企業APPグループの日本における販売会社です。1997年の設立以来、18年以上にわたり日本市場のお客様のニーズにお応えするため、印刷用紙、情報用紙、板紙、コピー用紙、文房具などの分野で、多様な紙及び板紙製品を提供しております。2016年4月にインドネシア企業としては初めて日本経済団体連合会(経団連)に入会しました。
www.app-j.com/

<ユニバーサル・ペーパーについて>
「暮らしに欠かせない家庭用紙を、もっと使いやすく、もっと多くの人に」というポリシーのもと、ユニバーサル・ペーパー株式会社は、2007年11月より日本での活動を開始しました。世界120カ国以上で展開するAPPの生産能力とグローバルなネットワークを背景に、お客様のニーズに応えるティッシュ、トイレットペーパー、キッチンペーパー製品を提供しています。暮らしに身近なパートナーとして、毎日の暮らしをもっと心地よく、もっと豊かにする商品づくりを追及しています。
http://universal-paper.co.jp

<キョクトウ・アソシエイツについて>
株式会社キョクトウ・アソシエイツは創業以来90年以上にわたり、学用、日用、ビジネス用の紙製品および文具の製造、販売事業を国内中心に広く展開して参りました。毎日さまざまな生活シーンで使われるものだからこそ、安心してお使いいただける高品質な製品づくりを基本姿勢としております。キョクトウ・アソシエイツは今後も時代のニーズを拓く独創的な製品開発を続けて参ります。
http://www.kyokuto-note.co.jp

詳細な情報がご入り用の方、また、ご意見をお寄せいただける方は、下記までご連絡ください:

エイピーピー・ジャパン株式会社
コーポレートコミュニケーション本部 山梨真美
Tel: 03-5795-0023 Fax: 03-5795-0065
E-mail: mami-yamanashi@appj.co.jp

エイピーピー・ジャパン広報代理
エデルマン・ジャパン株式会社 小保内(おぼない)
Tel: 03-4360-9000 E-mail: APPJapanPR@edelman.com

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この企業の情報

組織名
エイピーピー・ジャパン株式会社
ホームページ
http://www.app-j.com/
代表者
日暮 格
資本金
13,500 万円
上場
非上場
所在地
〒141-0022 東京都品川区東五反田2-10-2東五反田スクエア14階
連絡先
03-5795-0021

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