本絹古布のつるし飾り約6,000点とひなまつり特別メニュー
今年は「折形」「花結び」が伝える日本の伝統美と礼法も紹介
京王プラザホテル(東京:西新宿)は2016年2月1日(月)から3月31日(木)まで、3階/ロビー等におけるひなまつりの壮大な装飾展示とレストランでの特別メニューなどがお楽しみいただけるイベント「ホテルで楽しむひなまつり~つるし飾りの祈り 包みと結びの心~」を開催いたします。
毎年ご好評をいただいている「本絹古布のつるし飾り」をさらにスケールアップし、総数約6,000個の手縫いのお細工物を展示するのに加え、今年は日本に古来より伝わる礼法のひとつであり、ひなまつり装飾の中にもその伝統が見られる「包み」と「結び」の文化をご紹介いたします。
「つるし飾り」は、キルト作家の松尾光代さんとひまわりグループのメンバー総勢約90名が、代々受け継がれてきた着物など貴重な本絹古布を使用し一針一針縫い上げたもので、京王プラザホテルで展示するために作られた作品です。
お細工物の一つ一つには、子どもの健やかな成長を願う愛情が込められており、猿は「災いが去る」、おしどりは「夫婦仲睦まじく」、枕は「寝る子は育つ、健やかに育ちますように」などそれぞれ意味があります。
3階/メインロビーでは、京都の上賀茂神社から木目込み人形の唯一の正統伝承者として認定を受けている真多呂人形の段飾りを中央に、3.3メートルの高さからこれらのお細工物を吊るし、華やかにお客様をお迎えいたします。その美しさと壮大さに世界中からお越しの沢山のお客様が感嘆の声を上げられる、絶好のフォトスポットとなっております
「包み」の文化である「折形」は600年以上の歴史を持つ武家の礼法の一つで、雛飾りの三人官女の持つ銚子飾りなどにもその歴史が残っています。このたびの展示では山根折形礼法教場 宗主山根一城さんによる貴重な作品を展示し、相手を想い、物を大事にする日本の心をご覧いただきます。
お内裏様が身に纏う几帳などに引き継がれている「結び」は古来より伝わる装飾性と実用性を兼ねた日本の文化です。今回は50年以上研究を積んでいらした花結び作家田中年子さんの美しい作品の数々をご覧いただき、日本の伝統美を感じていただきます。
また、館内のレストラン・ラウンジ9店舗ではひなまつりの特別メニューをご用意し、店内にもそれぞれ異なるひなまつり装飾を施すほか、「つるし飾り」「包み」「結び」それぞれの体験制作のできる午餐会も1日ずつ開催することを予定しております。
■「ホテルで楽しむひなまつり~つるし飾りの祈り 包みと結びの心~」
2016年2月1日(月)~3月31日(木) 3階/メインロビーほか
○本絹古布のつるし飾り 協力:松尾光代とひまわりグループ
○真多呂人形段飾り
○日本の伝統美と礼法~包みと結び 協力:山根折形礼法教場 宗主 山根一城、花結び作家 田中年子
○ひなを寿ぐ日本画
◇上記の展示のほか、レストランでのひなまつり特別メニューや「つるし飾り」「折形」
「花結び」それぞれの体験制作ができる午餐会もございます。
◎展示に関するお問合せ/(03)5322-8061【ロビーギャラリー直通】
■本件に関するお問合わせ先
株式会社京王プラザホテル
営業戦略室 企画広報 斎藤 潤子・ 石川 綾子 ・ 佐藤 亜紀
〒160-8330 東京都新宿区西新宿2-2-1
TEL:03-5322-8010
http://www.keioplaza.co.jp