玉川大学(東京都町田市/学長:小原芳明)は11月28日(土)に「第8回 国際バカロレア教育フォーラム『IBとアクティブラーニング ―研究と実践―』」を開催する。午前は文部科学省大臣官房国際課の職員らによる講演、午後は分科会として体験型のワークショップを実施。教育関係者から一般の人まで、IB教育の真髄を理解する機会となっている。参加費無料。要事前申し込み(定員350名)。
玉川大学学術研究所は、学術・文化の諸領域にわたる専門的・学際的・総合的な研究活動を、所内における研究活動はもとより国内外の諸機関等とも連携して推進し、広く学術・文化の発展と向上に貢献することを目的として活動している。
特定分野を中心に、現在6センターを置いて組織的・継続的な研究活動を行っており、このうち、K-16一貫教育研究センターでは、「全人教育」の理論的研究、実践の記録と検証に基づきながら、幼稚園から大学(K-16)の教育活動の充実を求めて、広く総合的に研究と実践を進めている。
こうした中、K-16一貫教育研究センターでは11月28日(土)に「国際バカロレア教育フォーラム」を開催する。
「指導」と「学習」の構成主義的側面が、国際バカロレア(IB)プログラムの特徴である。そこでは、若者が常に知的好奇心と自発性をもって、生涯学習者となるために不可欠な学びの姿勢を身につけていけるように働きかけている。そこで、今年度のフォーラムでは、「IBとアクティブラーニング」を中心に考えていく。
IBをすでによく理解した人から、これからIBを勉強しようとする人まで、IB教育の真髄を理解する機会となるようプログラムを構成した。概要は下記の通り。
※当フォーラムの内容は、予告なく変更する場合がございますのでご了承ください。
◆第8回 国際バカロレア教育フォーラム「IBとアクティブラーニング ―研究と実践―」
【日 時】 11月28日(土) 9:45~15:30(受付開始9:00)
【会 場】 玉川学園(東京都町田市玉川学園6-1-1)
【対 象】 教育関係者・一般
【参加費】 無料(※昼食の準備はございませんので、各自でご用意をお願い致します)
【定 員】 350名(事前申込制)
【主 催】 玉川大学学術研究所K-16一貫教育研究センター
【共 催】 国際バカロレア機構アジア太平洋地域事務局
【申 込】
FAXまたはE-mailにて申し込み。
・FAXの場合:添付「参加申込書」に必要事項を記入の上、送信
FAX: 042-739-8663
・E-mailの場合:件名を「IBフォーラム申込」として、申込事項を記入の上、下記アドレスまで送信
E-mail: t.instit@adm.tamagawa.ac.jp
※なお、定員(350名)になり次第、お申し込みを締め切らせていただきます。
【申込締切】 11月17日(火)
【プログラム】
<午前> 場所:玉川学園 講堂
・9:45~9:50 挨拶 小原 芳明(玉川学園長・玉川大学長)
・9:50~9:55 挨拶 文部科学省
・9:55~10:20 講演1「日本へのIB教育の導入の現状と展望」
文部科学省大臣官房国際課
・10:20~10:45 講演2「学習のあり方を変えるIBワールドスクールへの道」
星野 あゆみ(国際バカロレア機構アジア太平洋地域)
・10:45~11:15 講演3「高大間における国際バカロレア教育の連続性」
カメダ クインシー(玉川大学学術研究所)
・11:15~11:30 休憩
・11:30~11:55 講演4「日本の学校教育に活かす国際バカロレア」
渋谷 真樹(奈良教育大学)
・11:55~12:20 講演5「IB使命の実践」
黒川 礼子(広島インターナショナルスクール)
・12:20~14:00 お昼休み
<午後> 場所:高学年校舎・サイテックセンター
・14:00~15:30 分科会・体験型ワークショップ(定員各40名)
■分科会1:国語「児童が学習過程を振り返る学びとは」
西多 美保(東京インターナショナルスクール)
■分科会2:技術「ラックでデザインバトル!~デザインにおけるルーブリックの必要性を考える~」
馬田 大輔(東京学芸大学附属国際中等教育学校)
■分科会3:国語「ミラー作『セールスマンの死』の授業」
遠藤 みゆき(大阪インターナショナルスクール)
■分科会4:英語「ビジュアルインタープリテーションを授業に取り入れる~広告から学ぶ説得の技法~」
小松 万姫(東京学芸大学附属国際中等教育学校)
■分科会5:模擬国連「交渉の基礎」
後藤 芳文(玉川学園高学年)
■分科会6:理科「人間の知覚の信頼性」
岩佐 大助(玉川学園高学年)
■分科会7:地理「多角的に見る世界~アフリカゾウのこと、ご存知ですか?」
宅明 健太(こどもこのさきプロジェクト)
■分科会8:歴史「高校世界史をProject Based Learningの観点からJigsaw学習で運営する」
堀 謙一(立命館守山中学校・高等学校)
※午後の分科会は、当日受付を致します。
※講演・分科会ともに日本語で実施します。
●詳細は下記URLを参照。
http://www.tamagawa.jp/research/academic/news/detail_9050.html
▼取材に関するお問い合わせ先
玉川学園教育企画部広報課
〒194-8610 東京都町田市玉川学園6-1-1
TEL: 042-739-8710
E-mail: pr@tamagawa.ac.jp
【リリース発信元】 大学プレスセンター
http://www.u-presscenter.jp/