文化学園大学(東京都渋谷区/学長 大沼淳)はフランス・パリの国立高等装飾美術学校(Ensad)とダブルディグリー・プログラムに関する覚書を締結した。この覚書に基づき、2017年9月から両校の間でダブルディグリー・プログラムが開始される。
このプログラムが対象とするのは、文化学園大学大学院の生活環境学研究科被服学専攻(博士前期課程)グローバルファッション専修に在学し、修了制作としてコレクションの作成を予定する学生、およびEnsadの4年次、5年次に在学し、テキスタイル・素材デザイン、ファッションデザインを専攻する学生。毎年各校から2名までの学生が選抜される。
選抜された学生はプログラムの1年目を文化学園大学大学院で、2年目をEnsadで学修し、Ensadの卒業ファッションショーに参加。制作した作品を披露する。授業の言語としては両校とも英語が使用される。
【国立高等装飾美術学校(Ensad)】
1767年にルイ15世が設立認可。パリにあるフランス文化省所管のグランゼコール(注)の一つで5年制。学生数は約700人で、うち約100名は外国人留学生である。ファッションデザイン、テキスタイル・素材デザイン、インテリア・建築デザイン、空間アート、アニメーション、グラフィックデザイン、プロダクトデザイン、プリントイメージ、写真・映像、舞台美術の10の専攻がある。東京芸術大学など80を超える世界の高等教育機関と協定を締結しており、活発な交流が行われている。
(注)グランゼコール: フランス独自の高等教育機関。大学よりも高い権威を有し、卒業生は各界のリーダーとして活躍している。
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