~医療現場の業務効率化と医療従事者の働き方改革を推進~
FORROが院内を走行する様子

薬剤をFORROに積み込む様子
医療法人社団浅ノ川 浅ノ川総合病院(石川県金沢市、以下「浅ノ川総合病院」)と川崎重工業株式会社(以下「川崎重工」)は、浅ノ川総合病院における院内配送業務の効率化と医療従事者の負担軽減を目的として、2026年4月1日より屋内配送ロボット「FORRO(フォーロ)」※による院内配送を開始しました。これは北陸地方の病院では初めての「FORRO」の導入事例となります。
今回導入された「FORRO」は、看護師が少ない夜間から早朝における薬剤の配送業務を担います。これにより、看護師が担っていた薬剤の配送業務をロボットが代替することで、夜間・早朝時間帯でも、看護師が患者様へのケアに専念できる環境の構築が可能となりました。「FORRO」は、医療従事者や患者様が行き交う病院特有の環境下においても、広範囲をセンシングしながら安全かつ安定的に走行し、階の移動には、業務用エレベータではなく、患者様が利用するエレベータに相乗りする形で行います。
今回の運用開始により、多忙な看護師等の主業務である「患者様への直接的なケア」の充実を図るとともに、職員の負担軽減と働き方の改善につなげます。これは浅ノ川総合病院が掲げる医療DX推進の象徴的な取り組みであり、医療従事者一人ひとりが、さらなる専門性を発揮できる、より良い職場環境の構築を加速させます。今後の本格的なロボットの活用も見据え、最新技術の導入を通じて、安全で質の高い医療提供体制の整備を進めていきます。また、実際の医療現場での運用を通じて、業務フローや動線設計における課題の整理にも取り組みます。
浅ノ川総合病院と川崎重工は、今後もロボット技術の活用を通じて、患者様中心の医療の実現に貢献してまいります。
<医療法人社団浅ノ川 浅ノ川総合病院について>
浅ノ川総合病院の使命を達成するための基盤となる理念は、「救急から在宅まで、地域の医療を守り支える病院を目指します」です。1951年の開設以来、地域密着型のケアミックス型総合病院として、地域の方々に信頼される医療を提供することに努めています。現在は、機能の異なる5つの病院と1つの老人保健施設を運営する「医療法人社団浅ノ川」の基幹病院として、総合的な急性期医療から在宅医療まで、切れ目のない医療供給体制を構築しています。また、近隣の病院、医院、救急隊、介護施設等との連携を推進し、相互の機能補完を図ることにより、総合的な地域医療の充実、発展を目指す病院として位置付けられています。(Webサイト:
https://www.asanogawa-gh.or.jp/)
<川崎重工業株式会社について>
国内外の100に及ぶ関連企業とともに"技術の企業集団"川崎重工グループを形成しています。
技術の歴史は100年を越え、磨きあげてきた先端技術をもって新たな価値を創造し、社会の発展に貢献するという理念のもと、陸・海・空はもとより、遥かな宇宙から深海にまで、多彩な製品を送り出しています。(Webサイト:
https://www.khi.co.jp/)
※ 屋内配送用ロボット「FORRO(フォーロ)」
「FORRO」は、川崎重工が「ヒトは、ヒトにしかできないことを。」をコンセプトに、深刻化する労働力不足に対するこたえのひとつとして創出したサービスロボットです。医療従事者とともに働くパートナーであるとともに、患者様からも親しみを持って迎えられる外観を備えています。
以 上