川崎重工は、「郡山市と川崎重工業株式会社とのごみ処理施設から発生する排ガスを対象としたCO₂分離回収技術の実証試験実施に関する協定書」に基づく、「Kawasaki CO₂ Capture(KCC)」
※1を適用したCO₂分離回収技術の実証試験設備(以下、本設備)を完成させ、このほど実証試験を開始しました。これを記念し、本日、郡山市関係者列席のもと、完成披露式典を執り行いました。
当社と郡山市は2023年度から、KCCのごみ焼却施設排ガスへの適用性を評価するため、基礎試験や評価試験を進めてきました。これらの試験結果を踏まえ、2025年11月に富久山クリーンセンター内で本設備の建設を開始し、2026年5月に完成しました。
完成後の実証試験では、ごみ焼却施設から出る実際のごみ焼却排ガスを回収しながら、CO₂分離回収技術の運用面・設備面での課題を抽出し、それらの解決に向けた検討を進めていきます。なお、ごみ焼却の燃焼排ガスを対象としたCO₂分離回収技術の実証としては、当社初となります。
また当社は、郡山市、エア・ウォーター東日本株式会社、東部ガス株式会社、日東紡績株式会社と共に、「資源循環及び脱炭素化の推進に関する連携協定」を締結し、回収したCO2を資源として活用する「郡山モデル」の実現に向けた取り組みも進めております。
当社は今後も、アミン担持吸着剤を用いる当社独自のKCC技術をさらに高度化することで、PCC
※2およびDAC
※3の大規模な事業展開を加速し、カーボンニュートラル社会の実現に貢献してまいります。
※1:CO₂分離回収技術
https://www.khi.co.jp/energy/co2sr/
※2:Post-Combustion Captureの略。排ガスに含まれるCO₂の分離回収技術。
※3:Direct Air Captureの略。CO₂濃度の低い大気中からのCO₂分離回収技術。大気からのCO₂を回収して貯留や材料に固定化することでネガティブエミッションを実現する
以 上