高知大学医学部が小学生を対象とした医学部見学体験「命を守る医療現場を見学しよう」を開催 ― 講義や施設見学を通して医療への関心を高める

高知大学医学部は3月8日、同大教育学部附属小学校の6年生90名を対象とした医学部見学体験「命を守る医療現場を見学しよう」を実施した。児童らは、DMAT(災害派遣医療チーム)の活動説明や大規模災害への備えに関する講義を受けたのち、手術室やヘリポート等の学内施設を見学。内視鏡手術支援ロボット「ダビンチ」の操作見学や看護体験など、多様なプログラムを体験した。参加児童からは医療職への理解が深まったとの声も寄せられ、医療への関心を高める有意義な機会となった。


 医学部見学体験「命を守る医療現場を見学しよう」は、高知大学医学部が2028年に迎える開学50周年の記念事業の一環となる取り組み。子どもたちに医療の仕事をより身近に感じてもらうことを目的として実施された。

 当日は、井上啓史医学部長の歓迎の挨拶に続き、救急部の竹内慎哉医師が、能登半島地震におけるDMATの活動や、南海トラフ巨大地震への備えについて講義。児童たちは熱心に耳を傾け、災害医療の重要性への理解を深めた。



 その後、普段は入ることのできない病院の施設見学を実施。手術室では、医師が内視鏡手術支援ロボット「ダビンチ」を操作する様子を間近で見学し、最新の医療技術に強い関心を示していた。

 ほかにも、ヘリポートやリハビリテーション室、検査部、臨床工学部、薬剤部などを巡り、専門職員から説明を受けながら、機器を用いた体験にも積極的に参加。また、看護学科の学生とともに、手洗い体験や高齢者疑似体験などの看護体験にも取り組み、医療の現場を多角的に学ぶ機会となった。



 参加した児童からは「医療には多くの専門職と機械が関わっていることを知った」「医療職の方々の姿を見て、将来の仕事について考えるきっかけになった」など多くの感想が寄せられ、医療の現場を直接見て学び、命を守る仕事への理解を深める貴重な機会となった。

 高知大学医学部では今後も、地域の人々や子どもたちの医療への関心を高めるための取り組みを続けていく。

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