横浜商科大学(横浜市鶴見区、理事長吉原毅)の醍醐身奈教授のゼミに所属する学生チームが、このたび「第21回神奈川産学チャレンジプログラム」において、株式会社神奈川銀行と連携した取り組みで優秀賞を受賞しました。今回の受賞は、学生たちが専門知識を活かして実践的な教育プログラムを構築し、その有効性を検証したプロセスが高く評価されたものです。
横浜商科大学では、この金融経済教育の取り組みをモデルケースとして、今後はマーケティングや商品開発、経済、会計といった本学での学びを基盤とした「出前授業」を地域や学校現場へ届けていくための準備を進めていきます。
■ 受賞の背景:実践的な「金融経済教育」の構築
今回のプログラムで醍醐ゼミの「是枝チーム」は、神奈川銀行が提示した「金融リテラシー向上」という課題に対し、社会人が参加しやすい「大人の金融力基礎講座」を考案しました。学生たちは実際のオンライン講座の運営を通じて、地域銀行に求められる教育モデルを分析・提案し、12月16日の表彰式にて優秀賞を授与されました。専門知識を「誰もが学びやすい形」に再構成して提供するこの手法は、横浜商科大学が目指す社会還元のひとつの形を示しています。
■指導教員:醍醐身奈教授のコメント
「ゼミ発足時から、ここで学んだことをいつか中高校生に出前授業等で伝えたいという想いを抱いてきました。今回のプロジェクトに関わった経験を糧に、本学ならではの商学の知識を活かし、地域社会と協働しながら、子供たちが主体的に学べる環境づくりを目指していきたいと考えています。」
■ 未来への展望:本学の知見を活かした「出前授業」への展開
本学では、今回優秀賞を受賞した醍醐ゼミによる「金融経済教育」のほかにも、各分野の専門的な知見を持つ教員による多種多様な「出前講座」の企画・実施を検討しています。マーケティング、商品開発、経済、会計といった、学生たちが日頃取り組んでいる「実学」の知見をベースに、中高校生や地域の方々が楽しみながら学べるプログラムの構築を目指しています。
【出前授業の主なテーマ(例)】
金融・経済教育: 銀行等の企業と連携した、若年層・社会人向けの金融リテラシー向上プログラム
マーケティング・商品開発: 実践的な市場分析やアイデア発想を体験するワークショップ
会計・経営管理: ビジネスの数字を読み解き、社会の仕組みを理解する基礎講座
観光・IT・防災: 各学科の専門教員による、最新の業界動向や地域課題解決に関する講義
■ お問い合わせ・ご相談
醍醐教授が展望する「中高校生への出前授業」はもちろん、教育関係者の皆様や地域団体の皆様のご要望に合わせた柔軟なプログラム構成が可能です。「探究学習の講師を探している」「専門的な視点での地域活性化のヒントが欲しい」など、まずは小さなご相談からお気軽にお寄せください。
▼本件に関する問い合わせ先
横浜商科大学 IR・情報メディア部IR課 大学広報担当
高橋 寿佳
住所:横浜市鶴見区東寺尾4丁目11−1
TEL:045-583-9058
メール:pr_office@shodai.ac.jp
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