明治大学と京都大学iPS細胞研究所(CiRA)は7月26日(日)、明治大学駿河台キャンパスで、シンポジウム「iPS細胞と医農工連携:あたらしい医療を考える」を開催。医学研究用の遺伝子改変ブタを研究する長嶋比呂志明治大学教授や、ノーベル生理学・医学賞を受賞した山中伸弥京都大学教授らが、未来の医療について一般向けに講演する。司会は、日本テレビアナウンサーの桝太一氏。入場無料、要事前申し込み。
明治大学では長嶋教授が所長を務める、明治大学バイオリソース研究国際インスティテュート(MUIIBR)が、生理学的・解剖学的にヒトと近いブタを用い、未来の医療を実現化する研究開発を推進している。
CiRAでは、一般向けに研究の進捗を報告するシンポジウムを毎年関西で開催しており、今回は初めて明治大学と共催。5年ぶりに東京で開催するシンポジウムとなる。
今回のシンポジウムでは、医学研究用の遺伝子改変ブタの開発で世界をリードする長嶋比呂志明治大学教授や、ノーベル生理学・医学賞を受賞した山中伸弥京都大学教授らが、医学・農学・工学、それぞれの研究分野での観点から、未来の医療について講演する。
司会は、農学生命科学の知識が深い桝太一氏(日本テレビアナウンサー)が務め、一般の人にも分かりやすいよう進行。講演の後には、トークセッションを設け、参加者からの質問に講演者らが回答する。
また、今回のシンポジウムではCiRAがブースを出展。サイエンスコミュニケーターによるiPS細胞研究の紹介も行い、通常のシンポジウムでは得難い双方向コミュニケーションにも取り組む。
詳細は以下あるいはウェブサイト(
http://www.meiji.ac.jp/koho/ips/ )を参照。
※取材をご希望の報道関係者の皆様は、下記問い合せ先までメールにてお申し込み下さい。当日は、主催者の取材要項に従ってご取材頂くことになりますので、ご了承下さい。
◆「iPS細胞と医農工連携:あたらしい医療を考える」 概要
【日 時】 7月26日(日) 13:30分~17:00(13:00開場)
【会 場】
明治大学駿河台キャンパスアカデミーホール(東京都千代田区神田駿河台1-1)
【定 員】 1200名
【講演内容】
1. 長屋 昌樹(明治大学研究・知財戦略機構特任教授/MUIIBR臓器再生・臓器移植分野)
「細胞の超低温保存法は糖尿病患者の移植医療に貢献するか?」
2. 相澤 守(明治大学理工学部応用化学科教授/MUIIBR整形外科分野)
「これからの医療に貢献する生命機能マテリアルの開発」
3. 長嶋 比呂志(明治大学農学部生命科学科教授/MUIIBR所長)
「難病研究に役立つ動物モデルの開発」
4. 山中 伸弥(京都大学教授/CiRA 所長)
「iPS細胞がひらく新しい医学」
5. 山下 潤(CiRA 増殖分化機構研究部門教授)
「iPS細胞を使って心臓・血管を再生する」
6. トークセッション(参加者からの質問コーナー)
【司会進行】 桝 太一氏(日本テレビアナウンサー)
【主 催】 明治大学・京都大学iPS細胞研究所
【申込み】
下記ウェブサイトよりお申し込みください。
http://www.meiji.ac.jp/koho/ips/
※6月15日(月)昼12時~受付開始。先着順。
規定人数に達した時点で申し込みを締め切ります。
▼取材・明治大学に関する問い合わせ先
明治大学 経営企画部広報課 担当:國井(くにい)
TEL: 03-3296-4330
MAIL: koho@mics.meiji.ac.jp
▼京都大学iPS細胞研究所についての問い合わせ先
京都大学 iPS細胞研究所 国際広報室 担当: 和田濱(わだはま)
TEL: 075-366-7005
MAIL: media@cira.kyoto-u.ac.jp
【リリース発信元】 大学プレスセンター
http://www.u-presscenter.jp/