アジア・パルプ・アンド・ペーパー(APP)社 中国の8工場に200メガワットの太陽光発電装置を設置  

【2015年3月26日 】上海 – アジア・パルプ・アンド・ペーパー(APP)社は中国にある8つの製紙工場で50万世帯分の供給能力を持つ総発電量200メガワット(MW)の屋上発電装置を設置する。APPは、昨年すでに70.5メガワットを設置しており、129.5メガワット分の増設を発表したものである。これは紙パルプ業界としては最大規模の太陽光発電プロジェクトであり、屋上発電装置としても世界最大級になる。このソーラー・プロジェクトでは、サッカーコート560面分に相当する約400万平方メートルのソーラー・パネルを設置する。これらのパネルは中国にある金東紙業、金紅葉紙業、金華盛紙業、海南金海紙業、亜龍紙業、寧波中華紙業、寧波APP、広西金桂紙業に設置される予定。このプロジェクトはAPPが先導した中国の太陽光発電業者のコンソーシアムによって策定され、中国政府が推進する太陽光発電規模の拡大戦略の一環をなすものである。プロジェクトにより生み出される電力は国の発電網を介して地域住民に供給される。その対価として、APPは政府より割安の電力を受け取ることができる。

プロジェクトは2014年に実施された幾つかのパイロット・プロジェクトの知見を活かして構築される。その内容は:
• 2014年3月、海南金海紙業に設置された30.5MW規模のプロジェクトは中国に現存する屋上太陽光発電の中で最大級になる。
• 20MWの屋上ソーラー・プロジェクトが蘇州の金紅葉にて最近完成した。
• 鎮江の金東紙業で着工された20MW規模のソーラー・プロジェクトは、2015年第一4半期に完成する予定である。

APP中国 広報部部長であるビンジャン・サン氏は、以下のように述べている。「本プロジェクトによって、APPは節電という利益を得るだけでなく、発電がもたらすクリーンで再生可能な電力を地域社会へ供給し、重要な貢献を果たすことができます。今回のプロジェクトは、持続可能性が地球環境に好ましい影響をもたらし、人々の利益になることも示すよい事例です。また本プロジェクトは2030年までに再生可能エネルギーの比率を20%まで増やすという中国政府の誓約を支援する内容でもあります。」

「世界最大規模の紙パルプメーカーとして、当社が温室効果ガス削減に果たす重要な役割を我々は認識しています。中国における再生可能エネルギーの拡充、インドネシアの泥炭地に由来する温室効果ガス排出の削減、グローバル規模での節電などの取り組みを通して、我々は世界に大きな影響をもたらすことができると認識しています。気候変動に関する議論はここ数年の間に進展をみせており、恒久的な変化の実現に向けて民間企業が担う重要な役割が明らかになってきています。目標の設定や誓約の発表ではなく、現実の行動こそが重要になるのです。」

200MW規模のすべての発電装置は今後3-5年の間に設置される。中国は再生可能エネルギーの分野における最大の投資国家であり、Bloomberg New Energy Financeによると、2014年度に895億ドル超を投資している。太陽光発電のみでも、中国政府は2013年~2015年にかけて最低でも年間10GWの発電をすることを誓約している。

以上


<アジア・パルプ・アンド・ペーパーについて>
アジア・パルプ・アンド・ペーパー(APP)は、インドネシアと中国の紙パルプ製造企業グループの総合ブランド名です。APPには、ティッシュ、包装および紙製品の増え続ける世界的な需要を満たす上質な製品をお届けする責任があります。来る日も来る日も、当社の製品はさまざまなブランドの形で世界中から消費者の皆様のお手元に届いています。1972年に苛性ソーダを生産するチウィ・キミア工場から操業を開始した当社は、現在、インドネシアと中国で生産活動を行っており、紙、パルプ、包装製品、加工製品の総合生産能力は年間1,900万トンを超えています。現在、APPは6大陸の120ヶ国で製品を販売しています。
ここ数年、当社は買収と自社紙パルプ工場の拡張によって事業を大幅に拡大してきました。多くの国々の支社を通じて当社が世界中で紙製品の販売シェアを伸ばし、存在感を増すことができるのは、顧客満足を第一に考えているためです。当社は「伝統と革新は矛盾しない」と信じています。これは、東洋の伝統の一環として長期的な関係を重んじる一方で、革新と効率性という近代的価値を取り入れていく決意があるということです。
また、サプライチェーンの完全性の維持は、APPの事業活動と持続可能性ロードマップ ビジョン2020に対する誓約にとって極めて重要です。APPの事業活動の詳細については、当社の持続可能性報告書と森林保護方針をご覧ください。www.asiapulppaper.com

<APPジャパンについて>
APPジャパン(エイピーピー・ジャパン株式会社)は、インドネシアのジャカルタを本拠とする総合製紙企業APPグループの日本における販売会社です。1997年の設立以来、17年以上にわたり日本市場のお客様のニーズにお応えするため、印刷、情報用紙、板紙、コピー用紙、文房具などの分野で、多様な紙及び板紙製品を提供しております。www.app-j.com/


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エイピーピー・ジャパン株式会社
コーポレートコミュニケーション本部
山梨真美
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Fax: 03-5217-1105
E-mail: mami-yamanashi@appj.co.jp

エイピーピー・ジャパン広報代理
エデルマン・ジャパン株式会社 末次、小保内(おぼない)
Tel: 03-4360-9000 E-mail: APPJapanPR@edelman.com

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この企業の情報

組織名
エイピーピー・ジャパン株式会社
ホームページ
http://www.app-j.com/
代表者
日暮 格
資本金
13,500 万円
上場
非上場
所在地
〒141-0022 東京都品川区東五反田2-10-2東五反田スクエア14階
連絡先
03-5795-0021

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