マツダ株式会社(以下、マツダ)が運営する公式ブログ「Zoom-Zoom Blog」は『中の人』目線でマツダ情報をお届けしています。
このたび、本ブログではマツダのクルマづくりに息づく伝統、主義、思想、そして技能を受け継ぐ匠の志や情熱をご紹介する連載企画『マツダの匠』について、3/24付けで新たなコンテンツを発表しました。
連載4回目となる今回は、前回の「計測」と両輪をなす、「解析」にスポットを当てます。
■公式ブログ「Zoom-Zoom Blog」
http://blog.mazda.com/
以下に新コンテンツの一部をご紹介します!
<引用・始>
■技術伝承をマツダの力に
経験や研さんによって技術者に蓄積される技術や技能は、クルマづくりの大きな力としてマツダを支えています。これら重要な技術を会社の資産として次の世代に伝えるべく、パワートレイン開発本部の高椋 清美(たかむくきよみ)さんが中心となって立ち上げた「計測技術 伝承塾」。
目的は、情報の共有化による全体のレベルアップ、そして技術の伝承による人材育成です。
「時間をかけて人から人へ、実践の中で伝えることで、はじめて継承されるのが技術というもの。さらにそれを組織の壁を越えて行うことが、会社の力を蓄える重要なポイント」と考える高椋さん。
現に伝承塾は、一つの部門で完結することなく、はじめから社内横断的に企画されています。その利点は大きく、伝承塾参加者からは、「他部門の情報収集に役立つ」「広い交流を通じて相談がしやすくなった」といった声が多数よせられています。
会社の関わり方も重要です。伝承塾は本来の開発業務外の活動のため、会社の理解や協力がなければ発展も継続も不可能です。「幸運にもマツダは、部門をまたいだ活動がしやすい環境がある」と高椋さんは語ります。
現在、伝承塾には、同じ理念を共有する幅広い世代の社員が活動していますが、取り組みについての周囲の理解も進み、今後のさらなる発展が期待されます。
■クルマ作りと解析技術
伝承塾に参加する、パワートレイン開発本部の西川 潤(にしかわ じゅん)さんは、開発分野で計測と両輪をなす解析の専門家。クルマの開発にとって「解析」とは、実際の現象(振動、強度、温度等)をコンピュータ上で再現することです。
例えば、部品の限界強度を調べる時、実際に部品が壊れるまでテストするのは非効率ですが、コンピューター上のシミュレーションであれば、理論上無限に条件を変えながら何度でもテストできます。解析技術の著しい進歩によって、現象の再現性はきわめて高いレベルに達しており、解析はクルマの開発に不可欠なプロセスとなっています。
~後略~
<引用・終>
高めあう計測と解析の関係とは!?
気になる続きはこちらからご覧ください!
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【マツダの匠】なぜマツダは計測にこだわるのか(後編)
http://blog.mazda.com/archive/20150324_01.html
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