計約23.4MWの太陽光発電事業で空港の脱炭素化に貢献
オリックス株式会社(本社:東京都港区、社長:髙橋 英丈)は、このたび、関西エアポート株式会社(本社:大阪府泉佐野市、社長:山谷 佳之)が運営する関西国際空港および大阪国際空港において、オンサイト型のPPA(電力購入契約)として国内最大級
※1となる、計約23.4MWの太陽光発電システムの設置工事を完了し、2月1日より各空港へ電力供給を開始しますのでお知らせします
※2。
関西国際空港 太陽光発電システム(2期島北側土地)
大阪国際空港 太陽光発電システム(ターミナルビル屋根)
本事業は、オリックスの設立する特別目的会社(SPC)が発電事業者となり、関西国際空港に約22.8MW、大阪国際空港に約0.6MW、計約23.4MWの太陽光発電システムを設置し、各空港へ電力を供給するものです。国内空港のなかで最大規模※1の発電量を見込み、運転開始後の運営・維持管理業務(O&M)は、オリックス・リニューアブルエナジー・マネジメント株式会社が担います。発電した電力は各空港内で消費され、初年度の年間発電量は、関西国際空港における年間消費電力の約16.6%に相当する約27,800MWh、大阪国際空港における年間消費電力の約1.3%に相当する約600MWhを見込み、年間CO2排出量を約12,300t削減※3する見通しです。
オリックスは、企業など電力需要家の敷地や屋根などを借り受けて太陽光発電システムを設置し、発電した電力を長期にわたって電力需要家に供給するコーポレートPPAを推進しています。今後も再生可能エネルギーの主力電源化に向けた取り組みを推進し、脱炭素社会の実現に貢献してまいります。
※1 当社調べ
※2 2023年11月15日付ニュースリリース:関西エアポートと国内最大級のオンサイト型PPAを締結(https://www.orix.co.jp/grp/company/newsroom/newsrelease/231115_ORIXJ.html)
※3 関西エアポートグループの年間CO2排出量の約15%に相当(2025年度の発電量の見込みと2023年度のCO2排出量をもとに関西エアポート試算)。
■設備概要
※4 1世帯当たり約3,120kWh/年で算出(出典:東京電力「平均モデルの電気料金」)