東京工芸大学(学長:吉野弘章)大学院芸術学研究科メディア芸術研究センター(所在地:東京都中野区)は、「進化するメディア芸術」をテーマにシンポジウムを開催する。開催日は2024年12月21日(土)で、入場は無料。
東京工芸大学のメディア芸術研究センターは、芸術学および芸術表現に関する学術の理論および応用の研究を推進し、その成果を広く学内外に発信し、メディア芸術の分野における発展に寄与することを目的に、2022年に立ち上げられた。
同研究センターは12月21日(土)、中野キャンパス2号館マルチメディア講義室で、日本における「メディア芸術」を考えるシンポジウムを開催する。
このたびのシンポジウムでは、メディア芸術の最前線で活躍する3人のゲストを招き、基調講演やパネルセッションを実施。また、東京工芸大学のアニメーション学科、ゲーム学科、マンガ学科、デザイン学科の4名の教員も交えて、これからの日本の「メディア芸術」について考える。
当日のシンポジウムの模様は、今後、大学公式Youtubeで一般公開される予定。
メディア芸術は、わが国特有の芸術分野として普及しはじめて27年が経過。現在では、映画、マンガ、アニメーション、コンピュータグラフィックス、インタラクティブメディアを中心とするメディア芸術が、クールジャパンという言葉に代表されるようになった。そして、21世紀の基幹産業であるクリエイティブ産業における新たな輸出知財として期待されるなど、イノベーションを起こしながら新たな進化を続けている。
シンポジウムの概要は、以下の通り。
■シンポジウム「進化するメディア芸術」
・開催日: 2024年12月21日(土)
・時 間: 10:30~13:00
・会 場: 東京工芸大学中野キャンパス2号館 マルチメディア講義室
・料 金: 無料
・主 催: 東京工芸大学大学院芸術学研究科メディア芸術研究センター
【内 容】
○開会あいさつ:永江孝規 (東京工芸大学大学院芸術学研究科長)
○議論起こし
岡田智博氏(一般社団法人クリエイティブクラスター代表)
○基調講演1
八谷和彦氏(東京藝術大学教授)
「東京藝術大学先端芸術表現科およびAMCでの研究・教育指導について(アーティストからメディア芸術の人材育成の役割へ)」
○基調講演2
村上寛光氏(神奈川工科大学情報学部情報メディア学科准教授・東京工芸大学芸術学部非常勤講師)
「アニメーション研究・教育人材育成の経験と発展に向けた知見について(東京工芸大学卒業生から見たメディア芸術の人材育成)」
○パネルセッション「ーメディア芸術における教育・研究による人づくりー」
・モデレーター:岡田智博氏
・登壇者:
八谷和彦氏
村上寛光氏
山本健介(東京工芸大学芸術学部アニメーション学科教授)
細萱敦(東京工芸大学芸術学部マンガ学科教授)
今給黎隆(東京工芸大学芸術学部ゲーム学科教授)
内山雄介(東京工芸大学芸術学部デザイン学科准教授)
○閉会のあいさつ
■東京工芸大学
東京工芸大学は、1923年に日本で最初の写真専門の高等教育機関として創立された小西寫眞専門学校をルーツとする。当時最先端のメディアであった写真は、工学的な側面と芸術的な側面を併せ持ち、創立以来、その両面を教育と研究の柱とする唯一無二の教育機関である。「テクノロジーとアート、掛け合わせて、未来を変える」。東京工芸大学は、テクノロジー(工学)とアート(メディア芸術)を融合し、これからも新たな価値の創造を目指していく。
・URL:
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