すべての変異型を逃さない新型コロナウイルス感染症治療薬候補の開発~薬剤耐性株が生じない創薬に期待~
京都府立医科大学大学院医学研究科循環器内科学 星野温 助教、大阪大学蛋白質研究所 高木淳一 教授、高等共創研究院 岡本徹 教授(微生物病研究所兼任)らの研究グループは新型コロナウイルスが感染する際の受容体であるACE2タンパク質を改変してウイルスとの結合力を約100倍にまで高め、抗体製剤と...
- 2021年06月22日
- 08:05
- 大阪大学
京都府立医科大学大学院医学研究科循環器内科学 星野温 助教、大阪大学蛋白質研究所 高木淳一 教授、高等共創研究院 岡本徹 教授(微生物病研究所兼任)らの研究グループは新型コロナウイルスが感染する際の受容体であるACE2タンパク質を改変してウイルスとの結合力を約100倍にまで高め、抗体製剤と...
【研究成果のポイント】 ●新型コロナウイルスを5分間の唾液計測で感度・特異度90%以上を達成 ●AIとナノテクノロジーの革新的融合技術で、高速・高精度検査が可能に ●新型コロナウイルスの臨床現場即時診断、スクリーニング検査への応用に期待 ◆概要 大阪大学産業科学研究所の谷口正輝教...
本研究成果のポイント ●ゲノム編集※1 と呼ばれる新しい遺伝子操作技術をヒトiPS細胞に駆使し、ダウン症候群の疾患モデルを確立 ●ダウン症候群の知的障害の発症に大きな役割を果たすアストロサイト※2 の異常増殖メカニズムを明らかにし、その責任遺伝子を発見した ●ダウン症候群に見られる知的発達...
大阪大学は、新型コロナウイルスワクチンの職域接種を開始する政府及び大阪府の方針を受けて、ワクチンの職域接種の実施に向けた準備を開始しました。本学学生・教職員約36,000人を対象としたワクチン接種を大学が実施することで、ワクチン接種に関する地域自治体の負担を軽減し、国民全体のワクチン接種の...
大阪大学では、理工系学部への女子の進学を応援するとともに、ダイバーシティ推進と活性化を図るため、理学部、工学部、基礎工学部に入学する女子学生50名に対して20万円を支援する「大阪大学学部入学生(女子学生)対象入学支援金制度」(以下、「本制度」という。)を令和4年4月学部入学者(一般選抜、総...
大阪大学大学院工学研究科の大学院生(当時)の谷川豊章さん(令和3年3月博士前期課程修了)、増田容一助教、石川将人教授らの研究グループは、動物の神経および筋肉の特性を再現可能な四脚ロボット(図1)を開発しました。本ロボットを用いた歩行実験により、ネコの安定した歩行運動を生み出す反射回路の候補...
大阪大学大学院生命機能研究科の中野珠実准教授らの研究グループは、潜在意識に入った自分の顔の情報がドーパミン報酬系を活性化させることを世界で初めて明らかにしました。 【研究成果のポイント】 ◆サブリミナル※1 に提示された自分の顔に対してドーパミン報酬系の中枢が活動することを発見 ◆人はなぜ...
大阪大学大学院人間科学研究科の大学院生の山縣芽生さん(博士後期課程2年生)、寺口司招へい研究員、三浦麻子教授の研究グループは、新型コロナ感染禍の日本社会と心理を広範な観点から捉えるために、第1波時(2020年3月下旬)に一般市民を対象としたWeb調査を行いました。 【研究成果のポイント】 ...
【研究成果のポイント】 ●PCR法を活用した感染性ウイルスの作出技術「CPER法※1」を用いて、新型コロナウイルスの人工合成に成功。 ●これまでのコロナウイルスの人工合成は、複雑な遺伝子組操作技術と作製に数ヶ月間を要するという問題があったが、本方法ではわずか2週間で新型コロナウイルスを作製...
大阪大学総合学術博物館では、4月27日(火)から、大学創立周年記念展「街に生きる学問―学都大阪の礎・つなぎあう想い―」を開催します。 大正時代後期から昭和初期の大阪は、「大大阪」と呼ばれ東京をもしのぐ東洋一の大都市でした。経済、産業、文化の発展には、当時大阪になかった総合大学の設...