バイオマス増加をもたらすF1雑種における代謝物の変化を解明
多数のシロイヌナズナの系統について、交配によって両親よりも優れた形質を持つ「雑種強勢」の表現型発現レベルごとにグループ分けを行いました。これらの代謝物を比較し、雑種強勢の発現レベルに応じて、TCAサイクル(炭素代謝回路)における中間代謝物の産生量が変化することを明らかにしました。 ...
- 2023年06月20日
- 14:00
- 横浜市立大学
多数のシロイヌナズナの系統について、交配によって両親よりも優れた形質を持つ「雑種強勢」の表現型発現レベルごとにグループ分けを行いました。これらの代謝物を比較し、雑種強勢の発現レベルに応じて、TCAサイクル(炭素代謝回路)における中間代謝物の産生量が変化することを明らかにしました。 ...
横浜市立大学医学部公衆衛生学教室、学生団体teenmedica※及び横浜市の主催で、横浜市内に住む中高生及び横浜市内の学校に通う中高生を対象に、横浜市の健康課題をテーマとする作文コンクールを初めて実施します。 普段生活している“まち”の中には様々な健康課題が隠れて...
血圧が下がり、瀕死の状態になる急性の症候群である「ショック*1」の原因を、簡易超音波検査で診断する新たな手法の診断精度をシステマティックレビュー*2とメタ解析により検討し、その有効性を明らかにしました。本研究は、横浜市立大学のデータサイエンス研究科ヘルスデータサイエンス専攻の吉田拓生修士課程...
〜⽴体構造解析に基づく大腸がんの新治療薬開発に期待〜
横浜市立大学大学院生命医科学研究科 構造エピゲノム科学研究室 小沼剛助教、鈴木のあさん(博士前期課程1年)、明石知子教授、東京大学大学院工学系研究科 長門石曉准教授、津本浩平教授、理化学研究所 生命機能科学研究センター 梅原崇史上級研究員、菊地正樹研究員(研究当時)、若森昌聡技師(研究当時)...
植物でのオプトジェネティクスに新時代到来
【本件のポイント】
爲重才覚特任助教(横浜市立大学・木原生物学研究所)、友井拓実博士研究員(宇都宮大学イノベーション支援センター・工学部)、亀井保博教授(基礎生物学研究所超階層生物学センター)、別役重之准教授(龍谷大学農学部生命科学科)らを中心とした共同研究グループが、植物体の中の任意...
~原因不明の小脳性運動失調症の診断と治療への貢献に期待~
ポイント
Sez6l2抗体は研究グループが原因不明の小脳性運動失調症例から世界で初めて発見した抗体。
Sez6l2抗体陽性自己免疫性小脳失調症が日本でも稀ならず存在することを確認。
Sez6l2抗体の測定が、自己免疫性小脳失調症の鑑別診断と治療法選択に役立つ可能性。
概要...
令和5年5月23日に開催された一般社団法人公立大学協会*の令和5年度定時総会において、新役員が決定し、横浜市立大学の相原道子学長が新会長に選出されました。この度の就任は、一般社団法人公立大学協会における初の女性会長となります。これから公立大学のさらなる活性化と発展に貢献してまいります。 ...
~それぞれの腎がんの生い立ちを知り、最適なアプローチを行う~
横浜市立大学大学院医学研究科 泌尿器科学の軸屋 良介助教、蓮見 壽史准教授らは、同大学先端医科学研究センター 田村 智彦教授(免疫学)、同大学 藤井 誠志教授(分子病理学)、理化学研究所生命医科学研究センター Todd Johnson 研究員、中川 英刀チームリーダー、ソウル大学 Hwaji...
―てんかん患者の脳機能の調節におけるシナプス可塑性の重要な役割が明らかに―
横浜市立大学大学院医学研究科 生理学 高橋琢哉教授らの研究グループは、脳の機能を担うAMPA受容体*1を可視化するPET用のトレーサー(化合物)*2を用いて、AMPA受容体のダイナミクスが、てんかん患者の脳機能を調節することを解明しました。
AMPA受容体は脳の働きを支える重要な分子であ...
横浜市立大学大学院データサイエンス研究科ヘルスデータサイエンス専攻の金子 惇准教授、後藤 温教授、同大学医学部臨床統計学 篠田 覚助教、公衆衛生学 中山 泉助教らの研究グループは、横浜市の20~74歳の一般住民1,277名を対象とした調査研究から、かかりつけ医療機関を持っている方は、そうでな...