バンダイナムコフィルムワークス×講談社のタッグによる世界同時展開戦略が奏功 『劇場版ブルーロック -EPISODE凪-』全世界累計興収36億円突破!
【リリースのポイント】 ◆バンダイナムコフィルムワークスと講談社が連携した配給体制で『劇場版ブルーロック -EPISODE凪-』は海外興収が日本を上回る勢いで全世界累計興行収入が36億円を突破(2024年10月時点) ◆2024年10月からはTVアニメ『ブルーロック』第2期を世界同時配信、さらに人気上昇中 ◆関連グッズも海外市場に積極展開、日本に匹敵する勢いで急成長 ◆アメリカのプロサッカーチーム「LAFC」のホームグラウンドにて日本アニメ初となるPR展開 |
◆『ブルーロック』シリーズの世界同時展開について
2018年8月から講談社の「週刊少年マガジン」で連載されている原作・金城宗幸、漫画・ノ村優介による大人気コミックス『ブルーロック』は世界累計発行部数4,000万部を突破。翻訳出版は20ヵ国、20言語を超え世界中で刊行されています。アニメシリーズはバンダイナムコフィルムワークスと講談社の2社共同で海外展開を行い、バンダイナムコフィルムワークスにおいては自社主要IPの中でも海外シェアが高いIPとして躍進中です。
長年、「海外の市場拡大」と国内展開の後追いとなりがちな「海外展開」が課題となっていましたが、昨今の日本アニメの海外における需要増も伴い、各パートナーと連携しながら戦略的に同時展開することで、現在の国内はもとより海外での人気につながっています。
さらに、アニメーション制作を手掛けるエイトビットの安定的な制作力により、映画公開から間をあけることなく2024年10月からはTVアニメ第2期がスタート、全世界同じ熱量で原作漫画、アニメーションともに盛り上がりを見せています。
◆商品展開も日本に匹敵する規模に
『ブルーロック』は漫画、アニメーションのほか、多種多様なグッズやアプリゲームを継続的に展開することでファンのニーズに応え、収益も好調に推移しています。海外に向けてもバンダイナムコフィルムワークスがアジア、講談社が欧米をはじめとしたその他地域のライセンス窓口を担い、ローカライズした商品展開にも積極的に対応し、TVアニメ第1期放送直後(2023年4~6月)と劇場公開時期(2024年7~9月)を比較すると、海外ライセンス規模(商品化申請数)がアジア圏だけでも約4倍、売上(製作委員会収入)は約12倍と大きく伸長し、現在では日本に匹敵する規模にまで成長しました。 また、アジアではグッズを扱うポップアップストアやコラボレーションカフェの出店なども行うなど、商品や場を通じ海外ファンにIPの魅力を訴求しています。
ポップアップストア(上海) コラボカフェ(バンコク)
◆プロモーション展開でのチャレンジ
海外のアニメファンへIPの魅力を伝えるため、様々なプロモーション展開にもチャレンジしています。
2024年7月にアメリカ・ロサンゼルスで開催された北米最大のアニメイベント「Anime Expo2024」では『ブルーロック』を中心にしたブースを出展、キャストやプロデューサー、原作漫画編集者によるパネルイベントでは、用意した2,000席が満席になるなど、大きな反響がありました。
また、2024年9~10月には、アメリカのプロサッカーリーグ(MLS)のウェスタン・カンファレンス優勝チームである「LAFC」(ロサンゼルス・フットボール・クラブ)のホームグラウンドにTVアニメ『ブルーロック』第2期の広告を掲載、看板や電子バナーだけでなく、試合前にプロモーションビデオを上映しました。「LAFC」でのプロモーション展開は日本アニメ初となります。
◆全世界が熱くなる作品の魅力
『ブルーロック』が各国のサッカー人気の有無に関わらず世界中で人気となっている理由の一つに、サッカー漫画の枠に収まらない、アクション性やスリルあるストーリー展開と魅力的なキャラクターがあげられます。“ブルーロック(青い監獄)”に集められた300人の高校生FW(フォワード)たちが、世界一のストライカーを目指して己のサッカー生命とゴールをかけて挑む“デスゲーム”のようなストーリーは、“史上最もアツく、最もイカれたサッカー漫画”として、全世界の幅広い世代に人気です。また、アニメ化にあたっては映像ならではのアクション性を活かした演出が魅力となっています。
◆今後に向けて
バンダイナムコフィルムワークスは、『ブルーロック』シリーズの海外同時展開戦略を、今後の様々なIPのグローバル展開へも活かし、世界中のファンへ日本アニメーションの魅力を伝えてまいります。
講談社は、今後もアニメーションという手法を生かして世界中のファンに「おもしろくてためになる」物語を届けてまいります。
©金城宗幸・ノ村優介・講談社/「ブルーロック」製作委員会
©金城宗幸・三宮宏太・ノ村優介・講談社/「劇場版ブルーロック」製作委員会