オージス総研、フューチャーアーキテクトが福島銀行向けに導入した「次世代バンキングシステム」にルールベース開発プラットフォーム「yonobi(R)」を提供

株式会社オージス総研

~ルールエンジンによる開発スピードと柔軟性強化でDX化推進を支援~

株式会社オージス総研(本社:大阪市西区、代表取締役社長:吉村和彦、以下「オージス総研」)は、ルールベース開発プラットフォーム「yonobi(R)」を、フューチャーアーキテクト株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役社長:谷口友彦、以下「フューチャーアーキテクト」)により開発された「次世代バンキングシステム」に提供しました。

「次世代バンキングシステム」は、地方創生を目的として地銀が市場変化に柔軟に対応し、高品質のサービス提供が可能なIT環境が必要であるとして、DXを強く推進する地域金融機関向けにクラウドベースの勘定系システムをゼロベースで構築したものであり、当初の計画通り2024年7月16日に株式会社福島銀行(本社:福島県福島市、取締役社長:加藤容啓、以下「福島銀行」)で稼働開始しました。

オージス総研は、フューチャーアーキテクトのSIパートナーとして「次世代バンキングシステム」の開発に参画するとともに、ルールベース開発プラットフォーム「yonobi(R)」を提供しています。

当社は、強みである高度なモデリング技術とBRMS(ビジネス・ルール・マネージメント・システム)で培ったノウハウを凝縮させてルールベース開発のメソドロジーを構築しました。このメソドロジーのツール機能として開発生産性を向上すべくルールベース開発プラットフォーム「yonobi(R)」を自社開発して「ルールベース開発ソリューション」を提供しています。
この「yonobi(R)」はルールエンジン特有のクセを気にすることなく、エンジニアが気軽に活用できるローコードのソフトウェアとして仕上がっています。
特徴は、登録したビジネスルールが「yonobi(R)」で決定表形式により可視化がなされ、業務担当者と仕様の確認が容易で齟齬もなくシステム品質が安定し、かつ、ビジネスに追随できるリードタイムでシステムリリースが可能な点です。
また、この開発スピードの向上に加えて、「yonobi(R)」でビジネスルールの可視化がなされる特徴は、重なるエンハンス開発により経年劣化とともに起こるブラックボックス化を防いで保守性を高めることができ、従来のITシステムのコスト構造を戦略的投資に切り替えることができます。

このたび、稼働開始された福島銀行の「次世代バンキングシステム」では、ルールエンジンによる開発スピードUPとして、「条件」と「アクション」の組み合わせで構成されるビジネスルールをあらかじめシステム内に構築することで、システム開発の時間を大幅に短縮する狙いをもってルールベース開発プラットフォーム「yonobi(R)」を導入しています。
(参照 新システム稼働について:https://www.fukushimabank.co.jp/press/2024/img/20240716-001.pdf (外部サイト))

また、システムを構築したフューチャーアーキテクトでは、勘定系コア機能をシンプルかつスリム化し、銀行ごとに異なるビジネスルールや商品、サービスをルールエンジン化することで、コアプログラムに修正を加えることなく、新しいサービスの拡充や制度変更に柔軟かつスピーディに対応する狙いをもってルールベース開発プラットフォーム「yonobi(R)」を導入しています。
(参照 フューチャーアーキテクト、福島銀行に導入した「次世代バンキングシステム」が稼働開始:https://www.future.co.jp/press_room/PDF/PressRelease_FAJisedaiBankingSystem_240716.pdf(外部サイト))

顧客サービスの品質向上や新たなビジネス価値の創出など、事業のDX化を強力に推進するIT手法のニーズが高まるものとして、オージス総研では、早くからビジネスルールに着目してSIでノウハウを蓄積してまいりました。
システム品質や開発スピードの向上、ブラックボックス防止による保守コスト低減を実現するルールベース開発のメソドロジーとルールベース開発プラットフォーム「yonobi(R)」のご提案および導入を積極的に推進し、多くのお客様の事業に貢献するITソリューションの提供を続けてまいります。

ソリューションの詳細は以下ページをご参照ください。

◆ルールベース開発
 https://www.ogis-ri.co.jp/pickup/brms/index.html
 
◆ルールベース開発プラットフォーム「yonobi(R)」
 https://www.ogis-ri.co.jp/product/1267668_6793.html

◆株式会社オージス総研について https://www.ogis-ri.co.jp/
本社:大阪市西区千代崎3丁目南2番37号
設立:1983年
資本金:4.4億円(大阪ガス株式会社100%出資)
業務概要:オープンソースソフトウェアの活用・オブジェクト指向技術・クラウドサービス関連技術・アジャイル開発技術・データセンター運用やこれをベースにしたクラウドサービス・エンドポイントを中心としたセキュリティなど、大阪ガスの基幹システム開発から運用までを一貫して提供しており、他にも製造・金融・公益など全国で幅広い実績を有しています。近年ではデータ分析、IoTおよびルールモデリングを重視したルールベース開発(BRMS)に注力する他、デザイン思考やアジャイル開発のノウハウを活かしたDX支援コンサルティング、行動観察を活用した新価値創造コンサルティングを提供しています。

◆本プレスリリースに関するお問い合わせ先:
株式会社オージス総研 ソリューション開発本部 BRMSソリューション部
東京都中央区日本橋2丁目7番1号 東京日本橋タワー13階
お問い合わせ先: https://www.ogis-ri.co.jp/forms/inqform.html?artid=7788

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