フェリス女学院大学と国立大学法人横浜国立大学との相互協力・連携協定を締結

フェリス女学院大学

フェリス女学院大学(学長 小檜山 ルイ)と国立大学法人横浜国立大学(学長 梅原 出)は相互協力・連携協定を締結しました。  フェリス女学院大学(学長 小檜山 ルイ)と国立大学法人横浜国立大学(学長 梅原 出)は、ともに創立以来一貫して横浜・神奈川を地盤として、教育・研究をリードしてきました。  学校法人フェリス女学院は、1870年に日本における最初の近代的女子教育機関として創立されて以降、150年以上にわたって女性の中等・高等教育を展開してきました。1965年に大学を開学し、1997年以降は文学部、国際交流学部、音楽学部の3学部体制で、リベラル・アーツ教育に尽力してきました。2025年には3学部を発展改組して、1学部3学科9専攻体制に移行し、リベラル・アーツ教育をさらに進化させます。卒業後の職業を想定しやすい実学的専攻(国際ビジネス・観光専攻、共生コミュニケーター専攻、音楽・身体表現専攻)を各学科に新設いたします。自立した女性として社会に参画できるようなジェンダー教育およびジェンダー研究、キャリア教育・支援を目的として、2023年4月にはジェンダースタディーズセンターを設立しました。ジェンダーの学知を生かし、女性の経験を基礎とした空間で、女子大学ならではの多様性の追求と女性のリーダーシップの育成に取り組んでいきます。  横浜国立大学は、5学部(教育学部・経済学部・経営学部・理工学部・都市科学部)、6大学院(教育学研究科・国際社会科学府・理工学府・環境情報学府・都市イノベーション学府・先進実践学環)を有し、貿易と商工業で栄えた横浜の歴史と伝統に根ざす県内唯一の国立大学として、高度に実践的な学術・研究を追究してきました。世界が抱える様々な課題が先鋭に現れる横浜・神奈川にあって、人文系、社会系、理工系など様々な分野の教員がOne Campusに集う強みを活かし、地球規模の課題解決に向け光彩を放ちうる「知の統合大学」となることをあるべき将来像として描いています。世界水準の先端的研究に携わる研究者を戦略的に集約し、研究に特化した組織である先端科学高等研究院、総合学術高等研究院を擁し、量子情報、化学エネルギー、半導体、自然災害、人工知能、ヘルステクノロジー等々、現代社会が抱える諸課題の解決に寄与し社会貢献と社会共創を強く意識した研究を展開しています。さらに2023年3月には約20年ぶりに「横浜国立大学憲章」を改訂しました。これまでの4つの理念である「実践性」、「先進性」、「開放性」、「国際性」に加え、新たな理念として「多様性」を追加し、大学として、一人ひとりの在り方を尊重し合う「多様性」を重んじ、学術研究と次世代教育に重要な地歩を築くべく邁進しています。  以上のように、両大学はそれぞれ異なる特徴と強みを持っていますが、グローバル化が進み変化が求められる高等教育において、2大学が横浜という場において連携を高度化することは新たな価値を生み出していくと考えます。フェリス女学院大学からは、想像力を養い、新しい発想を生むために必要な、リベラル・アーツの教育実績を提供することができます。横浜国立大学からは、人文系、社会系、理工系等の実学的知見、先端科学技術に関連する研究環境等を提供できます。またフェリス女学院大学のジェンダーの学知、女性のリーダーシップを掲げた教育と学知と、横浜国立大学の多様性の視点をもった科学技術研究の協働があれば、特にユニークな展開が期待できる分野となるでしょう。  長年横浜・神奈川に基盤を持つ両校の連携により、この地からグローバル時代に相応しい、ユニークでイノベ―ティヴな教育・研究実践を発信することを企図いたします。 〇本協定における連携事項 (1)教育に関すること (2)学術研究に関すること (3)産学連携に関すること (4)人材育成に関すること (5)その他本協定の目的を達成するために必要なこと この件に関するお問い合わせ先  フェリス女学院大学 学長室 mail:p-office@ferris.ac.jp 横浜国立大学 ダイバーシティ推進室 mail: sankaku.jimu@ynu.ac.jp ▼本件に関する問い合わせ先 広報課 荒井(薫)、荒井(萌) 住所:〒245-8650 横浜市泉区緑園4-5-3 TEL:045-812-9624 FAX:045-812-8395 メール:kikaku@ferris.ac.jp 【リリース発信元】 大学プレスセンター https://www.u-presscenter.jp/

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