愛知大学が11月2~3日に熊本市で展示会『「東亜同文書院」と「熊本」』を開催 -- 3日には講演会も

愛知大学

愛知大学東亜同文書院大学記念センターは11月2日(土)~3日(日)、くまもと県民交流館パレア(熊本市中央区)で展示会『「東亜同文書院」と「熊本」』を開催する。今回の展示では、愛知大学記念館が所蔵している貴重なコレクションや、前身である東亜同文書院を含む同大の歴史に関する資料等を展示。また3日(日)には、同大の藤田佳久名誉教授らによる講演会も行われる。事前申し込み不要、入場無料。  東亜同文書院(後に大学)は1901(明治34)年に中国の上海に創立され、日中関係に貢献する多くの人材を輩出したが、終戦によって1945(昭和20)年にその歴史の幕を閉じた。1946(昭和21)年に同校の関係者を中心として、元京城帝国大学、元台北帝国大学の教授らも加わり、愛知大学が創立。キャンパスは、豊橋市の旧陸軍第十五師団司令部跡地に置かれた。  校舎として使われた建物は、後に国の登録有形文化財に指定され、現在は「愛知大学記念館」となり、東亜同文書院の研究と関連史資料の展示を行う「東亜同文書院大学記念センター」が設置されている。なお、今日の愛知大学は豊橋キャンパスのほか、名古屋キャンパス、車道キャンパスがある。  今回の展示では、愛知大学記念館が所蔵している貴重なコレクションや、前身である東亜同文書院を含む同大の歴史に関する資料等を展示。1901年から約半世紀、上海にあった幻の名門、東亜同文書院とその脈流を受け継ぐ愛知大学を特別展示にて紹介する。  また、11月3日(日)には講演会を開催。野田 麻衣氏(荒尾市役所 観光文化交流課・学芸員)、野口 宗親氏(元熊本大学准教授、中国文学・中国語学研究、横井小楠研究)、藤田佳久名誉教授(愛知大学)が、「東亜同文書院」と「熊本」の強いつながりと、その背景や功績などから「熊本人」による「熊本パワー」を明らかにする。予約不要、入場無料。 ◆「東亜同文書院」と「熊本」 【主 催】 愛知大学東亜同文書院大学記念センター 【後 援】 一般財団法人霞山会、愛知大学同窓会、公益財団法人愛知大学教育研究支援財団 【場 所】 くまもと県民交流館パレア (熊本県熊本市中央区手取本町8-9) 【予 約】 不要 【入 場】 無料、入退場自由 ■熊本展示会 【日 時】 11月2日(土)~3日(日) 10:00~17:00 【場 所】くまもと県民交流館パレア 10階パレアホール ■熊本講演会 【日 時】 11月3日(日) 13:20~16:30 【場 所】くまもと県民交流館パレア 9階会議室1 【内 容】 ・13:30~ 「孫文の革命運動支援における宮崎兄弟と東亜同文書院」  野田 麻衣(荒尾市役所 観光文化交流課・学芸員) ・14:15~ 「済々黌における中国語教育と東亜同文書院」  野口 宗親(元熊本大学准教授、中国文学・中国語学研究、横井小楠研究) ・15:30~ 「世界最大級の踏査旅行を中国で展開した書院生たちの軌跡と近代中国像」  藤田 佳久(愛知大学名誉教授、愛知大学東亜同文書院大学記念センター元センター長) ※先着100名 ●愛知大学 東亜同文書院大学記念センターHP  http://edu.aichi-u.ac.jp/toa/ (関連記事) ・愛知大学東亜同文書院大学記念センターが金沢※で9月23~25日に展示会、24日に講演会を開催 --「東亜同文書院」と「金沢」(2022.09.05)  https://www.u-presscenter.jp/article/post-48844.html ・愛知大学が7月21~23日に岡山市で展示会「『東亜同文書院』の誕生史と『岡山』」を開催 -- 22日には講演会も(2023.6.2)  https://www.u-presscenter.jp/article/post-50784.html ▼展示会・講演会に関する問い合わせ先  愛知大学東亜同文書院大学記念センター(441-8522 愛知県豊橋市町畑町1-1)  TEL: 0532-47-4139  E-mail: toa@ml.aichi-u.ac.jp ▼本件に関する問い合わせ先 企画部 広報課 住所:名古屋市中村区平池町四丁目60-6 TEL:052-564-6180 FAX:052-564-6280 メール:koho@aichi-u.ac.jp 【リリース発信元】 大学プレスセンター https://www.u-presscenter.jp/

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