染織家・随筆家 志村洋子氏によるイベント「鏡 志村洋子 染と織の心象」出版記念特別講演会、大倉集古館ギャラリーツアーを開催 <9月27日(金)より予約開始>

The Okura Tokyo(オークラ東京)

重要無形文化財「紬織」保持者で百寿を迎える志村ふくみ氏を母に持つ志村洋子氏の特別イベントを開催

The Okura Tokyo(以下オークラ東京、所在地:東京都港区、総支配人:髙栁健二)は、敷地内に隣接する大倉集古館で開催される特別展「志村ふくみ100歳記念《秋霞》から《野の果て》まで」(2024年11月21日~2025年1月19日)に関連して、人間国宝・志村ふくみ氏の娘で、染織家・随筆家の志村洋子氏によるイベントを以下の通り開催いたします。

 
「鏡 志村洋子 染と織の心象」出版記念特別講演会

日時:11月30日(土)  開場・ティータイム 10:30~11:00 講演 11:00~12:30
講師:志村洋子氏(染織家・随筆家)
場所:オークラ東京 オークラ プレステージタワー1階「平安の間」
料金:¥5,500(大倉集古館入館券・お飲み物付、消費税・サービス料込)
※自由席となります。 ※前方の指定席を確約する宿泊プランもございます。

待望の第2染織作品集『鏡 志村洋子 染と織の心象』が2024年10月初旬に販売開始予定。植物染料による独自の芸術性を持つ染織家であり、優れた随筆家としても知られる人間国宝・志村ふくみ氏の薫陶を受け、新たな世界を探る娘の志村洋子氏は、自らの心象風景をいかに染め織るかを追求してきた作家です。祖母・小野豊氏、母・志村ふくみ氏から受け継いだ植物染料による「しむらのいろ」を継承してきた洋子氏にとって、染織とは自身の生を染め織ることと同義であり、作品は心象の「鏡」であると言います。本講演会では、この度出版される書籍に掲載される洋子氏の独自の世界観から生み出された最初期の作品から最新作までが、ご自身のどのような心象を映し出したものであるかについてお話しいただきます。また、今回の大倉集古館での展覧会の鑑賞ポイントに加え、母として、師としてのふくみ氏についても語っていただきます。

 
大倉集古館ギャラリーツアー
(オークラ東京でのお食事またはアフタヌーンティー付き)

 
日時:11月30日(土) 17:15~18:30(受付 17:00)
講師:志村洋子氏(染織家・随筆家)
お食事:オールデイダイニング オーキッド ランチ 14:30〜 または ディナー 18:45~
    バーラウンジ スターライト アフタヌーンティー 14:00~ のいずれか
定員:45名
料金:¥15,000(大倉集古館入館券・お食事またはアフタヌーンティー付、消費税・サービス料込)
 

今回の展覧会では、紬織りを独自の感性と想像力で芸術性の高い作品へと発展させた人間国宝・志村ふくみ氏が、染織の道に入るきっかけとなった《秋霞》から、100歳を目前にして若き日を回想した《野の果て》まで、人と自然が共生する営みに一生を捧げた仕事の足跡と、その芸術精神が紹介されます。作品の奥に存在する、色彩哲学ともいうべき精神性、さらに古今の宗教、思想、文学などに啓発された感性と深い思索、そして卓越したデザインに支えられた魅力あふれる作品の数々を、娘として、染織家の一人として志村洋子氏が解説する、唯一無二のギャラリーツアーです。ご参加の皆様は、ツアーの前後にオークラ東京「オーキッド」でランチまたはディナー、41階の「スターライト」でのアフタヌーンティーを、お好みに合わせてお選びいただけます。

公式予約サイト

■志村洋子(しむら ようこ)染織家・随筆家
東京都生まれ。「藍建て」に強く心を引かれ、30代から母・志村ふくみと同じ染織の世界に入る。1989年に、宗教、芸術、教育など文化の全体像を織物を通して総合的に学ぶ場として「都機工房(つきこうぼう)」を創設。2013年に芸術学校アルスシムラをふくみ、息子・志村昌司とともに開校。

著書
『オペラ 志村洋子 染と織の意匠』 (しむらのいろシリーズ) 求龍堂、2011
『色という奇跡 母・ふくみから受け継いだもの』新潮社、2017
『夢もまた青し 志村の色と言葉』志村ふくみ、志村昌司との共著、河出書房新社、2019
『鏡 志村洋子 染と織の心象』求龍堂、2024



■オークラ東京について
再開発著しい港区虎ノ門に位置し、グループの旗艦ホテルとして世界に通じるもてなしの心はそのままに、日本の伝統文化や歴史的要素をまとうグループ最上位ラグジュアリーブランド「オークラ ヘリテージ(140室)」と、海外を中心に展開し、都市の躍動感と高機能で現代のニーズを取り込んだ「オークラ プレステージ(368室)」の2棟から構成。客室は、730㎡を有する都内最大級のメゾネットタイプなどのスイートルーム17室を含め、総客室508室。5つのレストランと2つのバー、約2,000㎡の「平安の間」を含む19の宴会場、オークラ フィットネス&スパを兼ね備えます。モダニズム建築として高い評価を得た本館を設計した建築家 谷口吉郎氏の子息である吉生氏。同氏が再現したオークラロビーは、人々の記憶に残るかつての姿を忠実に再現し、未来へと継承しています。ホスピタリティーを格付けする世界有数のトラベルガイド『フォーブス・トラベルガイド』のホテル部門において、最高評価である「5つ星」を獲得。総客室数が500室を超える国内のグランドホテルとしては唯一の5つ星ラグジュアリーホテル認定となります。また、国内初の実施となるレストラン部門の2024年の格付けにおいてフランス料理「ヌーヴェル・エポック」が国内唯一の「5つ星」を、さらにスパ部門ではオークラ フィットネス&スパが「4つ星」を獲得しました。世界80ヵ国以上、400軒以上のホテルで構成されるThe Leading Hotels of the World®に日本で初めて加盟。また、世界最大の高級旅行代理店ネットワークVirtuoso®にも2024年より加盟。

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