ビデオリサーチ、放送局向けの新たな簡易考査支援システム「こあらーミニ」を2024年11月から提供開始 ~プラットイーズとの協業によるシステム開発で、考査業務の効率化とコスト削減を実現~
放送局様による考査は、CMで使用される素材や表現に問題がないかなどを確認する業務で、法令遵守の確保や視聴者保護などの観点から、放送内容の品質と信頼を保つために欠かせない業務です。
一方で、顧客ニーズの多様化に伴い、従来よりも多くの広告主への考査が必要になったことや長尺CMの増加により考査すべき広告素材が増えたことに加え、販売チャネルの拡大による運用の煩雑化も予想され、放送局様の負担が大きくなっていることから、業務効率化を図ることが急務となっています。
協業の第一弾として、プラットイーズが放送局様向けに提供するテレビCM考査支援システム「こあらー」をもとに、簡易考査支援システム「こあらーミニ」を開発しました。「こあらー」は現在、全国41局で採用され、多機能な考査システムとして高い評価を受けています。この度提供を開始する「こあらーミニ」は、これらの機能を引き継いでいることに加え、同時考査キャンペーン数の上限を設けるなど機能を限定することで、より安価での提供を実現しました。「こあらーミニ」を通じて、広告出稿までの業務効率化とコスト削減を実現し、放送業界のさらなる発展に貢献してまいります。
「こあらーミニ」の特長
・コストパフォーマンス: 同時考査キャンペーン数の上限(基本20件~)を設けるなど機能を限定することで、安価に提供。
・長尺対応: 長尺CMにも対応。
・キャプチャー機能: 動画や絵コンテのキャプチャーが可能。
・系列シェア機能: 系列局間での情報共有が容易。