ハイアット リージェンシー 東京、大規模改装に着手

ハイアット リージェンシー 東京

現代的なデザイン要素を取り入れ、人々が行き交う活気あるロビー空間を創出


新ロビーラウンジイメージ

西新宿の緑豊かな新宿中央公園に隣接するハイアット リージェンシー 東京は、44年の歴史の中でも最大規模となる改装工事に着手しました。6月から1年間にわたり段階的に実施される改装工事では、改装後は712室となる客室の大部分と、新たに生まれ変わる広々としたロビーに、伝統と現代的なデザインを融合させます。今回の改装におけるハイライトとなるのは、開放感あふれるロビーに新設される居心地の良いロビーラウンジとバー、そして大きな窓の外に新宿中央公園の緑が広がるオールデイダイニング「カフェ」です。ホテルは改装工事中も営業を続け、改装が完了したエリアから順次オープンします。2025年6月30日までに全ての工事が完了する予定です。

マネージングダイレクター総支配人のクラウス・ペダーセンは、「1980年の開業以来、ハイアット リージェンシー 東京にとって最大規模の改装です。ホテルの歴史を継承しながら、新宿の伝統文化や活気から着想を得たタイムレスなデザインを取り入れます。私たちは、改装された新たな施設でハイアットリージェンシーブランドの特徴でもある親しみやすいサービスとつながりを育み、さまざまなシーンにおけるゲスト体験を向上させることを目標としています。」と話します。

伝統と現代性を融合させたデザイン
革新的で活力のある新宿の要素が、ホテルの改装デザインの基盤となっています。G.A Groupによるロビーと「カフェ」のデザインコンセプト、そしてNAO Taniyama&Associatesによる客室のデザインコンセプトは、ホテルの伝統を大切にし、象徴的な要素に現代的なセンスを取り入れています。
 
現代的なデザインの客室とバスルーム – 新宿の伝統技術を生かした日本的美学
 
 
新客室イメージ            バスルームイメージ
 
客室の改装を手掛けるのは、グローバルラグジュアリーホテルを専門とするインテリアデザイン会社NAO Taniyama & Associatesの代表であるNao Taniyama氏です。ファミリースタジオ17室とコーナーデラックス17室を新設し、改装後はスイート18室を含めて計712室となる予定です。Nao Taniyama氏は、「客室のテーマは、新宿ならではの個性を表現するタイムレスなデザインを創り出すことでした。これを実現するために、新宿の神田川沿いのかつて染物屋や工房の拠点であった水辺ならではの、地元の染色技術を使って手作りされた贅沢な壁装材を採用しています。」と話します。ブルー、グレー、アクアの繊細で落ち着いた色合いの水のモチーフは、神田川のきらめく水を象徴しており、自然の風景を客室内に取り入れています。新宿中央公園側の客室からは、公園の四季折々の眺めを望むことができ、窓の外に広がる壮大な都会風景とのコントラストが、自然の美しさをさらに引き立てます。

現代的なデザインの客室のリビングエリアには、3名利用の際にベッドとして利用できるスタジオカウチが設置されます。また、広々とした収納スペースを備えたオープンクローゼットを取り入れ、開放的な空間を作り出しています。バスルームは、石英(クォーツ)で仕上げられた壁と床に、洗練された黒大理石のカウンタートップと長方形のベーシンを備えた最新のデザインに一新され、快適な空間を提供します。独立したシャワーブースとバスタブを備える新客室の他、1室あたり最大4名が宿泊できる2タイプの客室を新設します。

ロビー – 壮麗なロビーが温かみのある社交の場へ
ハイアット リージェンシー 東京の象徴である壮大なロビーは、精巧に敷き詰められた大理石の床と、8階まで吹き抜けの高さ28メートルのアトリウムロビーに煌めく約11万5千個のスワロフスキー®クリスタルで飾られた3つのシャンデリアが特徴です。これらのクラシックな要素はそのままに、現代的な上品さと親しみやすさを取り入れるため、名高いホスピタリティインテリアデザイン会社であるG.A. GroupのAdrian Currie氏が、この壮麗な空間に、さまざまなお客さまが行き交う寛ぎの場を創り出します。

ロビーには、新たにスタイリッシュなバーとロビーラウンジが併設され、クラフトビールやアフタヌーンティー、淹れたてのコーヒーを楽しみながら、寛ぎのひとときをお過ごしいただけます。また、新しいロビーラウンジでは、世界各国の人気メニューを取り揃えた魅力的なラインナップで、上質な料理の数々をご堪能いただけます。

デザインは、スタッズをあしらったレザーやベルベットの家具、大理石のテーブルトップ、そして壮麗なロビーの色彩を引き立てる花の装飾をアクセントに、上質な木材による仕上げで全体を調和させています。デザイナーのAdrian Currie氏は、「バーの上には、かつての鉄道・新宿駅を思わせる堂々とした時計を設置する予定です。この地域の大規模な開発が、新宿駅を世界最大の都市交通ハブに成長させるきっかけとなりました。歴史に思いを馳せながら、今も昔も変わらぬ人々の待ち合わせのシンボルであり続けることを願っています。」と話します。

カフェ – 鮮やかなオープンキッチンと落ち着いた景観が魅力
ロビーラウンジに隣接するオールデイダイニング「カフェ」は、新宿中央公園の四季折々の眺めはそのままに、G.A Groupにより新たに生まれ変わります。昼間は明るく開放的な空間から、夜には落ち着きのある洗練された空間へと変化し、臨場感あるオープンキッチンで繰り広げられる卓越したシェフの技や品揃え豊富なブッフェをお楽しみいただけます。

メインダイニングルームでは、ガラス製の装飾やアートワークなどを取り入れ、現代的で洗練された雰囲気を演出します。上質なウッドパネルと床は、窓の外に広がる新宿中央公園の自然の美しさと連動しながら、個性的でありながらも調和の取れた空間を創出します。朝食のピークタイムにはロビーラウンジとつながり、一体感のある空間を提供します。

また、フィットネスセンターに加えて、スイートとクラブルームのお客さま専用のリージェンシークラブラウンジも改装を行い、2025年6月30日までに全体の改装が完了する予定です。

改装工事について
改装工事期間中、平日の午前10時から午後5時の間に、騒音を伴う作業を実施する予定です。また、この時間帯以外にも断続的に工事音が発生する可能性ございます。
工事に伴い一部施設の代替営業・営業内容の変更を予定しております。最新情報はハイアット リージェンシー 東京公式HP(https://www.hyatt.com/hyatt-regency/ja-JP/tyoty-hyatt-regency-tokyo)でご確認ください。
ご利用のお客様にはご不便をおかけしますが、ご理解とご協力の程よろしくお願い申し上げます。
※写真はイメージです。最終的な施工内容により内装に変更が生じる場合もございます。

ハイアットリージェンシー東京について
ハイアット リージェンシー 東京は、世界78ヶ国でホテルを展開するハイアット ホテルズ アンド リゾーツの日本初のホテルとして 1980 年 9 月 15 日に開業しました。新宿駅西口から徒歩9分、東京都庁に隣接し、緑豊かな新宿中央公園に面した好立地で、ビジネス、ショッピング、エンターテインメントで賑わう新宿の中心エリアに位置しています。ロビー階から 8 階までの吹き抜けのアトリウムロビーには 、11万5千個のスワロフスキー®・クリスタルを使用した3基のシャンデリアが設置されており、華やかでエレガントな光を放つホテルのシンボルとなっています。改装後全712室となる客室は、温もり、質感や品質、機能性を重視し、和モダンのコンセプトを体現します。ホテルの施設には、リージェンシークラブラウンジ、フィットネスセンター、5つのレストランとバー、そしてさまざまなシーンに対応する大小18の宴会場を備えており、お客さま一人ひとりにご満足いただける寛ぎのひとときをお約束します。伝統に根ざした親しみやすいサービス、そしてゲストの快適さを大切にしながら、革新を続けています。

Adrian Currie / G.A Groupについて (ロビーラウンジ・「カフェ」デザイナー)

ロンドン出身のAdrian Currieは、リーズ・メトロポリタン大学(現在のリーズ・ベケット大学)でインテリアデザインの学士号を取得しました。複数のホスピタリティ専門のインテリアデザイン会社で経験を積んだ後、1990年代にG.A. Groupに入社しました。G.A. Groupは、ラグジュアリーホテルおよび住宅のインテリアデザイン、プランニング、プロダクトデザインにおいて30年以上の実績と多くの受賞歴を持つグローバルなホスピタリティインテリアデザイン会社です。


Nao Taniyama / NAO Taniyama & Associatesについて (客室デザイナー)

名古屋出身のNao Taniyamaは、武蔵野美術大学で空間デザインの学位を取得しました。SUPER POTATO CO., LTD.で数年間勤務した後、2011年にNAO Taniyama & Associatesを設立しました。同社は、5つ星ホテルやレストランを含む多様なグローバルプロジェクトのコンセプト立案とデザインを専門としています。



 

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