河原慶太郎さん(経済学部 現代経済デザイン学科3年)が、アメリカIT大手のApple社が開催する"Swift Student Challenge"において、世界中の応募者から選ばれた350人の受賞者から、さらにその中でも卓越した作品を提出した50人の優秀受賞者の1人に選ばれた。河原さんはApple本社(カリフォルニア州クパチーノ市)での特別なプログラムに招待され、2024年6月10日(月)~14日(金)*、Apple本社で開催されたプログラムや"WWDC24"(Worldwide Developers Conference)にも参加した。
Apple社"Swift Student Challenge"のおいて、世界中の応募者の中から、卓越した作品を提出した50人の優秀受賞者の1人に選ばれ、Apple本社での特別なプログラムに招待された河原さんは、Apple本社で開催された基調講演などのイベントやワークショップ、"WWDC24"(Worldwide Developers Conference)に参加。同イベントでは、河原さんはApple本社のエンジニア、デザイナー、プロファイルマネージャーや、世界中から集まった学生デベロッパーの方々と交流した。
*太平洋時間
【Swift Student Challengeとは】
Swift Student Challengeは、プロのアプリ開発者も使用するプログラミング言語"Swift Playgrounds"を用いたプログラミングコンテスト。2020年から開催されており、2024年で5回目の開催。
2024年のSwift Student Challengeでは新たに、世界中の応募者から選ばれた350人の受賞者の中から、イノベーション、クリエイティビティ、ソーシャルインパクト、インクルージョンの分野において、さらに先を行くレベルの作品を提出した50人の優秀受賞者が選ばれ、アメリカのApple本社での特別なプログラムに招待された。
▼Swift Student Challenge (Apple公式ウェブサイト)
https://developer.apple.com/jp/swift-student-challenge/
▼Worldwide Developers Conference(WWDC)(Apple公式ウェブサイト)
https://developer.apple.com/jp/wwdc24/
【受賞作品概要】
アプリケーション名:PuzzlePix
本アプリケーション(以下、アプリ)は、ユーザーの写真からパズルを作成し、解くことのできるアプリである。例えば、ユーザーの飼っているペットの写真や、旅行先での思い出一枚などから世界で一つのオリジナルのパズルを作成して遊ぶことが可能。小さい子にも興味を持ってもらえるよう、アニメーションなどを使用して動きのある親しみやすいUI(ユーザーインターフェース)を構築した。
PuzzleGalleryには、ユーザーの作成したパズル一覧が表示されており、各パズルとともに、難易度や完成日などが表示されているため、パズルの内容をすぐに把握することができる。パズルは4ピースから36ピースの幅でピースを分割することができるため、使用するユーザーに合わせて難易度を調節することが可能である。パズルをクリアした際には、クリアポップアップとパーティクルアニメーションが表示されるため、難しいパズルを完成させた時に達成感を感じることができる。
※本アプリはiPad向け
【河原慶太郎さんからのコメント】
今回のプログラムでは、自分の作品をティム・クックCEOに直接紹介するという貴重な機会までいただき、本当に夢のようでした。
ティム・クックCEOから「日本では、国中のデベロッパがさまざまな趣向を凝らし、App Storeならではのユニークな体験に日々命を吹き込んでいます。それはまさに慶太郎さんがこの楽しいパズルアプリで達成したことです。 慶太郎さんに会い、私は彼の才能、創意工夫、そして技術に対する秀でた情熱にとても感銘を受けました。慶太郎さんの未来が楽しみです。」とコメントをいただき、非常に光栄に感じるとともに、このような機会をいただけたことに感謝しています。
それとともに、両親をはじめ、これまで支えてくださった皆さまへの感謝を実感しました。この場をお借りて、改めてお礼申し上げます。
直近の目標は、今回作成したアプリの機能を充実させ、AppStoreへリリースすることです。今後も開発を続け、技術の力で新しい価値を打ち出せればと考えています。
【取材に関する問い合わせ先】
青山学院大学 政策・企画部 大学広報課
TEL:03-3409-8159
取材・撮影申し込みフォーム:
https://www.aoyama.ac.jp/companies/interview.html
【リリース発信元】 大学プレスセンター
https://www.u-presscenter.jp/