ルクセンブルク経済使節団の病院関係者がMDVを視察 データ利活用事業やPHR「カルテコ」などに関心
【マーク・ベルナ氏(左)と岩崎代表】
HRSはルクセンブルクで規模の大きな病院グループで、2014年に4つのクリニックが合併して発足しました。約310人の医師と、2300人以上の従業員がいます。HRSは最先端の医療技術を保持し、救急医療から日常的な医療ケアを提供。心臓病学、腫瘍学、整形外科、神経学などを専門としています。
HRS関係者は13日の視察で、MDVのデータ利活用事業や病院経営改善アプリケーション「MDV Act」に関心を持ち、ルクセンブルクと日本の医療制度やデータの取り扱いに関する規制などの違いを踏まえて、活発な討議をしました。
一方で、地域住民の健康管理や疾患予防のためのPHRシステムを充実させることの必要性では意見が一致。MDVのカルテコにも関心を持ち、日々の体調管理をサポートする非接触型生体情報取得技術(センシング)を実際に体験して、自律神経のバランスをチェックしていました。
【MDVを訪れたルクセンブルク経済使節団の主なメンバー】
■HRS最高経営責任者 マーク・ベルナ氏
Dr. Marc Berna CEO of the Robert Schuman Hospitals Group (HRS)
■HRS最高情報セキュリティ責任者 ジャック・フィダーシュピール氏
Jacques Federspiel Chief Information Security Officer Hôpitaux Robert Schuman
■ルクセンブルク経済省ヘルステック局プロジェクト長 キャロル・ブルックラー氏
Carole Brückler, PhD
Head of Digital Health Technologies
THE GOVERNMENT OF THE GRAND DUCHY OF LUXEMBOURG
Ministry of the Economy
Directorate General Industry, New Technologies and Research