ルクセンブルク経済使節団の病院関係者がMDVを視察 データ利活用事業やPHR「カルテコ」などに関心

メディカル・データ・ビジョン株式会社

 メディカル・データ・ビジョン株式会社(東京都千代田区、代表取締役社長:岩崎博之、以下「MDV」)に6月13日午後、ルクセンブルク経済使節団の病院関係者らが視察に訪れましたのでお知らせします。MDVのデータ利活用事業やPHR(パーソナルヘルスレコード)システム「カルテコ」事業などの説明に興味深く聞き入っていました。MDVは代表の岩崎と海外事業担当のフィリップ・オヴァロ執行役員が同使節団を迎えました。
 

【マーク・ベルナ氏(左)と岩崎代表】
 
 ルクセンブルク経済使節団は10日から13日の日程で訪日しました。同使節団は企業関係者ら約70人規模で、団長のギヨーム・ルクセンブルク皇太子は、日本滞在中に天皇陛下との会見や岸田文雄首相らと会談しました。MDVには同使節団のメンバーのローベル・シューマン病院財団(Hôpitaux Robert Schuman =HRS)最高経営責任者のマーク・ベルナ氏のほか、ルクセンブルク経済省ヘルステック局プロジェクト長のキャロル・ブルックラー氏らが訪れました。

 HRSはルクセンブルクで規模の大きな病院グループで、2014年に4つのクリニックが合併して発足しました。約310人の医師と、2300人以上の従業員がいます。HRSは最先端の医療技術を保持し、救急医療から日常的な医療ケアを提供。心臓病学、腫瘍学、整形外科、神経学などを専門としています。

 HRS関係者は13日の視察で、MDVのデータ利活用事業や病院経営改善アプリケーション「MDV Act」に関心を持ち、ルクセンブルクと日本の医療制度やデータの取り扱いに関する規制などの違いを踏まえて、活発な討議をしました。

 一方で、地域住民の健康管理や疾患予防のためのPHRシステムを充実させることの必要性では意見が一致。MDVのカルテコにも関心を持ち、日々の体調管理をサポートする非接触型生体情報取得技術(センシング)を実際に体験して、自律神経のバランスをチェックしていました。

【MDVを訪れたルクセンブルク経済使節団の主なメンバー】

■HRS最高経営責任者 マーク・ベルナ氏
 Dr. Marc Berna CEO of the Robert Schuman Hospitals Group (HRS)
■HRS最高情報セキュリティ責任者 ジャック・フィダーシュピール氏
 Jacques Federspiel Chief Information Security Officer Hôpitaux Robert Schuman
■ルクセンブルク経済省ヘルステック局プロジェクト長 キャロル・ブルックラー氏
 Carole Brückler, PhD
 Head of Digital Health Technologies
 THE GOVERNMENT OF THE GRAND DUCHY OF LUXEMBOURG
 Ministry of the Economy
 Directorate General Industry, New Technologies and Research

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