米スタンフォード大学生向けにサステナビリティ教育プログラムを実施

株式会社 商船三井

株式会社商船三井(社長:橋本 剛、本社:東京都港区、以下「当社」)の米国現地法人であるMOL (Americas) LLC(President:鈴鹿 泰大)は、米国カリフォルニア州ロサンゼルス/ロングビーチ港湾局、トヨタ モーター ノース アメリカ株式会社、Toyota Tsusho America, Inc.、岩谷産業株式会社、在ロサンゼルス日本国総領事館の協力の下、米国カリフォルニア州スタンフォード大学において70年ぶりに新設された学部である「Doerr School of Sustainability」(ドーア スクール オブ サステナビリティ、以下「ドーアスクール」、註)の学生に対し、サステナビリティ教育プログラムを実施しました。港湾における水素などの次世代クリーンエネルギーの利用や様々な脱炭素の取り組みの紹介、当社運航自動車船の訪船を通じ、参加者は海運業界および港湾における環境負荷の低減とサステナビリティの促進に向けた革新的な取り組みについて理解を深めました。
 
今回のサステナビリティ教育プログラムに参加したスタンフォード大学の学生とご協力企業の皆様

当社米州地域担当役員である一田は、本プログラム参加者に向け、「海運は世界の人々の営みを支える重要なライフラインです。将来世代に対して海運の価値を提供し続けるためには脱炭素を実現しサステナブルな産業に変革する必要があります。スタンフォードの英知を活かして海運の脱炭素を実現したい」と述べました。

ドーアスクール傘下の研究所であるプリコート・エネルギー研究所のマネージング・ダイレクターを務めるジミーチェン博士からは「ロサンゼルス/ロングビーチ港でのフィールドトリップ含むこの度のサステナビリティ教育プログラムを企画・運営くださった商船三井に感謝しています。参加した学生たちが物流業界における脱炭素化への熱量・意気込みに触れることができ、また、その大きな可能性とチャレンジ規模を体験する機会をいただけたこと大変有難く思います。改めまして次世代のリーダーたちへこのような教育機会を提供いただきありがとうございました」とコメントをいただきました。
 
当社常務執行役員 一田 朋聡(左)とスタンフォード・マネージング・ダイレクター ジミーチェン博士(右)

当社グループは今後も、本取り組みのようなサステナビリティに通ずる人財育成への貢献等も進め、サステナビリティ社会の実現を推進してまいります。

(註)スタンフォード大学の新設学部であるドーアスクールは、気候変動の影響に対処するために設立され、世界中の人々および生態系が直面する気候・持続可能性問題に対応する学際的研究を推進しています。

商船三井グループが設定した5つのサステナビリティ課題(https://www.mol.co.jp/sustainability/management/issues/
商船三井グループでは、グループビジョンの実現を通じて社会と共に持続的な発展を目指すための重要課題として「サステナビリティ課題(マテリアリティ)」を特定しています。本件は、5つのサステナビリティ課題の中でも特に「Human & Community -人の活躍と地域社会の発展-」にあたる取り組みです。

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