メディカル・データ・ビジョン株式会社(東京都千代田区)の代表取締役社長岩崎博之が拓殖大学(同文京区、学長:鈴木昭一)の講座「産業と人間」で5日、特別講演をしましたのでお知らせします。テーマは、「あなたの夢は大きいか」として、医療データ利活用のビジネスモデルを思いつき、その後、どのような事業を展開したかなど自身の半生を振り返りながら、学生たちに「今、どのような夢を持っていますか」などと問いかけました。
拓殖大学の「産業と人間」は伝統ある講座で、元首相の中曽根康弘氏が拓殖大の第12代総長(1967年~1971年)だった時に始めたものです。政治、経済、文化、スポーツ、芸術、科学など幅広い分野の第一線で活躍する人を迎えて話を聞くことを通じて、学生が社会観、世界観、職業観や人生観を育むことができるようにと1968年にスタート、56年の歴史があります。これまで松下幸之助氏のような財界人や三笠宮崇仁親王など各界の著名人が講演しています。
講演の中で岩崎は、「大きな目標(夢)を立てることで、欲求は実現するための爆発的なエネルギーに変化する。手の届く目標ではなく、最高の自分の姿を目標に描き、それに向かってまい進することで力のある経済人として活躍し、日本の成長に貢献してほしい」とエールを送りました。
講演の前に同大鈴木学長は岩崎に、2024年度同講座の客員教授(非常勤)を委嘱するとの書面を手渡されました。