【すみだ水族館】小笠原のいきものに囲まれる“島体験”で来島気分!? 「すみだボニンアイランド」6月14日より開始

オリックス株式会社

初となる小笠原諸島の植物展示や小笠原の音楽公演など開催

すみだ水族館(所在地:東京都墨田区、館長:佐藤 雄)は、2024年6月14日(金)~7月11日(木)の期間、楽しみながら小笠原を体感できる館内イベント「すみだボニンアイランド」を開催しますのでお知らせします。
「すみだボニンアイランド」キービジュアル

すみだ水族館は、2012年の開業時より東京都小笠原村と提携し、絶滅危惧種であるアオウミガメの保全活動への参画や、観光イベントへの協力など、さまざまな取り組みを実施してきました。2023年9月には新常設展示「オガサワラベース」を公開※1し、「いつでも行ける小笠原」をテーマに、小笠原の魅力を体感できる空間を目指しています。

「すみだボニンアイランド」は、「ボニンアイランド」と称される小笠原諸島の魅力をさまざまな視点から体験できるイベントです。小笠原村の後援のもと、初開催となる今回は、実際に小笠原を訪れているかのような雰囲気を感じていただけるよう、すみだ水族館館内を小笠原諸島の植物で彩ります。タコノキを再現した高さ約2.3mのシンボルツリーの設置や、小笠原直送のタコノキ、オガサワラビロウ、ココヤシ、ゴバンノアシの実に触れるコーナーなど、楽しみながら小笠原に親しめる空間を演出します。

また、小笠原古謡の歌い手であるokeiさんによる音楽公演や、小笠原村に手書きのメッセージを届ける「小笠原ポスト」、アオウミガメの保全活動などで連携している認定NPO法人エバーラスティング・ネイチャーによる特別講演など、小笠原への興味を醸成するプログラムを開催します。

世界自然遺産・小笠原諸島は、都心から約1,000km離れていますが、すみだ水族館と同じ東京都に属する島です。都心にあるすみだ水族館で、アオウミガメやシロワニなどの水生生物に加え、小笠原の植物や音楽などにも触れることで、距離を超えて小笠原諸島の魅力の一端を体感してください。

※1 2023年8月29日付リリース:世界自然遺産 小笠原諸島にもっと近づく新常設展示「オガサワラベース」9月30日公開
https://www.orix-realestate.co.jp/news/2023/08/release_002453.html



■「すみだボニンアイランド」の詳細
①小笠原諸島の植物展示
小笠原諸島で身近な樹木の展示
小笠原諸島の固有種であり、小笠原村の指定木でもあるタコノキを中心に、小笠原でよく見られるヘゴやモンステラなどを展示します。小笠原の植物の香りも取り入れることで「五感(視覚+嗅覚)」で小笠原を演出します。
「タコノキ」(イメージ)

開催期間:6月14日(金)~7月11日(木)
開催場所:5階 オガサワラベース

「タコノキ」シンボルツリー、触れる木の実コーナーの設置
「小笠原大水槽」の展示エリアには、シンボルツリーとして、地上部の根が幹に取り巻きタコのように見えるタコノキを高さ2.3mで再現。特設ウッドデッキから眺めることで、小笠原の海辺の情景を楽しめます。また、小笠原村から直送されたタコノキ、オガサワラビロウ、ココヤシ、ゴバンノアシの実を展示。実際に手で触れていただくことができます。
「タコノキの実」(イメージ)

開催期間:6月14日(金)~7月11日(木)
開催場所:6階 特設スペース
協力:小笠原ビジターセンター・大神山公園サービスセンター

②小笠原古謡の音楽公演
小笠原古謡唄うたいである、シンガーokeiさんによる公演。素朴で、どこか懐かしさを感じる小笠原音楽をお届けします。
okeiさん

開催日程:6月22日(土)
開催時間:午前10時30分~11時/午前11時30分~正午
開催場所:5階 小笠原大水槽前

okei プロフィール
小笠原古謡唄うたい・小笠原母島観光大使・ウミガメ保全大使。1997年に小笠原父島に移り住み、小笠原古謡に出逢い、唄い始める。現在は、小笠原との架け橋になれるようにと関東圏での活動に重点を置き、ライブや東京諸島のイベントに出演。また配信ライブでの活動も増え、全国ツアーなど活躍の場を増やしている。鎌倉FMでは自身の番組でパーソナリティを務め、精力的に活動している。また、定期船おがさわら丸や日本の客船で、小笠原古謡ステージや小笠原の歴史に関する講演を実施するなど、小笠原の文化、歴史の認知拡大にも貢献し、幅広く活躍している。

③アオウミガメ特別講演
小笠原海洋センターで保全活動を行う認定NPO法人エバーラスティング・ネイチャーによる特別講演を開催します。
認定NPO法人エバーラスティング・ネイチャー ロゴ

開催日時:6月29日(土)午後4時~4時30分
開催場所:5階 オガサワラベース
協力:認定NPO法人エバーラスティング・ネイチャー

④小笠原ポスト
小笠原へのメッセージカードを投函できるポストです。メッセージカードの一部は実際に小笠原小学校にお届けします。小笠原について知りたいことや現地の小学生にお伝えしたいことなど、ぜひご投函ください。
小笠原ポスト(イメージ)

開催日時:6月14日(金)~6月30日(日)
開催場所:5階 オガサワラベース付近
協力:小笠原小学校

⑤【ワークショップ】オガサワラマーカー
すみだ水族館で暮らす小笠原のいきものの体の特徴や、暮らす自然環境を知ってもらうためのペーパークラフトです。出来上がったマーカー(紙クリップ)は本のしおりなどとしても使えます。
オガサワラマーカー

開催日時:6月14日(金)~7月18日(木)
開催場所:5階 アクアアカデミー
開催時間:平日 午前11時~午後4時(最終受付 午後3時30分)
土日祝 午前10時~午後5時(最終受付 午後4時30分)
参加費:無料 ※水族館入場料別
参加方法:当日5階 アクアアカデミーにて受付

⑥【ペンギンカフェ】アイランドチーズドッグ
定番商品「チーズドッグ」に、パッションフルーツソースとココナッツチップスをトッピングしました。南の島を感じられるトロピカルで甘辛い味わいを、ぜひお試しください。
アイランドチーズドッグ

販売期間:2024年6月14日(金)~7月11日(木)
価格:620円(税込み)※数量限定・なくなり次第終了です。

⑦【ミュージアムショップ】小笠原物産コーナー
「小笠原の塩」や「島レモン醤油」など、小笠原直送の特産品を数量限定で販売します。

販売期間:2024年6月14日(金)~ ※数量限定・なくなり次第終了です。
価格:商品によって異なります。ミュージアムショップにてご確認ください。

■【お得にお買い物を楽しめる】ミュージアムショップ500円分お買い物券付きウェブチケット
「大人(1名)」入場券にミュージアムショップで使用できる500円分のお買い物券がついたウェブチケットを販売します。

販売期間:2024年6月7日(金)~7月11日(木)
利用期間:2024年6月14日(金)~7月11日(木)
販売価格:2,700円(税込み)
購入方法:すみだ水族館公式ウェブサイト※2よりご購入ください。
※2 チケット購入 | 東京スカイツリータウン®にある「すみだ水族館」【公式】(sumida-aquarium.com)
https://www.sumida-aquarium.com/ticket/index.html


<小笠原諸島とすみだ水族館>
小笠原諸島は、都心から南へ約1,000kmの太平洋上に散在する30余りの島々の総称です。一度も大陸と陸続きになったことがない海洋島であり、多くの固有種・希少種が生息・生育し、特異な島しょ生態系を形成しています。このことが評価され2011年には世界自然遺産に登録されるなど、世界的にも貴重でかけがえのない自然の宝庫です。すみだ水族館では、2012年の開業時より、小笠原諸島の海を再現した「小笠原大水槽」の展示や「アオウミガメの赤ちゃんの保全活動」に加え2023年には小笠原の情報発信拠点「オガサワラベース」を公開など、東京にある世界自然遺産の魅力を多くの方に知っていただくための活動に取り組んでいます。
小笠原大水槽とシロワニ

<アオウミガメの赤ちゃんの保全活動ついて>
2011年6月に世界自然遺産に登録された小笠原諸島は、国内最大のアオウミガメの産卵地であり、現地ではさまざまな保全の取り組みが行われています。すみだ水族館は小笠原村の活動に賛同し、お客さまにアオウミガメの赤ちゃんのかわいらしい姿や成長の過程、希少性をお伝えするため、約1年間お預かりして育て、小笠原諸島の海へ放流する活動※3に参画しています。

※3 小笠原村が所有する小笠原海洋センターでウミガメの保全活動を行っている認定NPO法人エバーラスティング・ネイチャーが主催する、ウミガメジョイントブリーディングプログラム。
アオウミガメの赤ちゃん

<アオウミガメについて>
アオウミガメは、国際自然保護連合(IUCN)及び環境省により絶滅危惧種としてレッドリストに登録されています。小さい頃は雑食性ですが、大きくなると主に海藻や海草を食べ、甲羅の大きさが最大約100cm、体重約200kgまで成長します。毎年春から夏にかけて浜辺で産卵し、約2カ月後に孵化(ふか)します。一度に100個以上の卵を産みますが、1年以上生きられるものはごくわずかで、成熟するまでには約40年かかると言われています。

未来の地球をつくっていく活動「AQTION!(アクション)」
すみだ水族館・京都水族館から発信する、サステナブルな取り組みです。水族館のアクションであり、みんなのアクションにつなげたいとの思いを込めて、「AQUARIUMからはじまるACTION」という意味で、「AQTION!」と称しています。

五つある「AQTION!」のテーマのうち、「5.小笠原村との連携」では、“小笠原の豊かな自然を未来へつなぐこと”や、“世界自然遺産・小笠原諸島と共存すること”をゴールにした取り組みを進めています。小笠原諸島へのアクセスは距離的な制約があります。その雄大な自然を未来へつなぐためには、小笠原に住まう皆さまが、自然環境への取り組みを行いながら暮らし続けられるような体制づくりが必要だと考えています。

都心にある水族館だからこそできる共創事業や取り組みを通じて小笠原の皆さまへ還元を進めていきます。

■「AQTION!」公式ウェブサイト
https://www.sumida-aquarium.com/aqtion/

※すみだ水族館はオリックスグループです。

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