Mendix、Snowflakeとパートナーシップを締結

Mendix

ローコードを通じて企業のデータ活用を最大化

シーメンスの傘下で、最先端エンタープライズアプリケーション開発のグローバルリーダーであるMendix(本社:オランダ ロッテルダム/CEO:レイモンド・コック)は本日、企業がローコードアプリケーションの開発を通じて自社データから最大の価値を引き出せるよう、Data Cloudで知られるSnowflake社とパートナーシップを締結したことを発表しました。

数千もの企業がデータのモバイル化に利用しているSnowflakeのData Cloudと、Mendixのエンタープライズ・ローコードアプリケーション開発プラットフォームという異種の2つの長所を組み合わせることで、デジタルトランスフォーメーション(DX)への取組み、特にAIを活用するプロジェクトでデータから最大限の価値を引き出す新たな機会が提供されます。

MendixとSnowflakeを同時にご利用いただくお客様は、以下のようなシームレスなエンド・ツー・エンドの開発プロセスのメリットがあります。
  • SnowflakeとMendixの技術スタック間のセキュアな統合をサポート
  • MendixとSnowflakeの間の双方向でのデータ交換の向上
  • ソフトウェア開発の一層の効率化:Snowflakeのプラットフォームからのデータはデータコンポーネントとして直ちに利用でき、Mendixにパッケージされている、またはMendixマーケットプレイスで入手できるその他の再利用可能なコンポーネントと組み合わせることが可能
  • 強力なデータとアナリティクスを使用して、モバイルデバイス向けのアプリを作成するモバイルアプリケーション機能の向上
  • あらゆるレベルでサイバーセキュリティとガバナンスを徹底:Snowflakeのデータクラウドにはセキュリティが組み込まれており、動的データマスキングや、データの移動時と保存時のエンド・ツー・エンドの暗号化など、多数の機能が含まれています。Mendixでも、セキュリティ、ガバナンス、データプライバシー、コンプライアンスは、プラットフォームとそこに構築されるアプリケーションのあらゆる側面で優先事項です。
Mendixの最高エコシステム責任者であるジェスロ・ボルスジェ(Jethro Borsje)は次のように述べています。
「MendixとSnowflakeのパートナーシップによって、企業はデータとその使い方を知る人材という2つの最大の資産を統合できるようになります。SnowflakeのData Cloudは、貴重なデータ主導のインサイトを蓄積します。ローコードを利用して、組織全体の多様な人々がこの豊富な実用的データにアクセスし、価値を抽出するアプリケーションで利用できるようになることを嬉しく思っています」

世界中の企業がこれまで以上に多くのデータを収集し、分析していますが、その価値を最大限に引き出すことは困難です。企業データの大きな可能性を活用するには、データにアクセスしてアプリケーションに統合できるプロの開発者の技術的専門知識が必要です。しかし、どのデータがなぜ重要なのかというコンテキストは、組織全体の特定分野のエキスパートやビジネスオーナーに依存します。

AIソフトウェアプロジェクトに関連する成果を向上させる可能性について、シーメンスデジタルインダストリーズソフトウェアのグローバルセールスおよびカスタマーサクセス担当エグゼクティブバイスプレジデントであるロバート・ジョーンズ(Robert Jones)は次のように述べています。
「AIの可能性については誰もが認識しています。しかし、そのテクノロジーから価値を引き出すには、データとAIサービスをソフトウェアに統合してデータをインテリジェントに活用する必要があります。MendixとSnowflakeの新しいパートナーシップによって、お客様はAIによって拡張されたアプリケーションを構築してデータの潜在力を最大限に引き出せるようになります」

ローコードを利用することで、プロの開発者と基幹業務のエキスパートで構成される多分野の融合チームがDXの取り組みでコラボレーションし、組織のデータから最大限の価値を引き出すことができます。SnowflakeとMendixの新たなパートナーシップによって、職務が限定されない幅広い部門がローコードのドラッグアンドドロップ・インターフェイスを使用して膨大なデータに簡単にアクセスできるようになり、ビジネスの観点からデータ主導のソフトウェアを開発できるようになります。

Snowflakeのテクノロジーアライアンス責任者であるタリク・ドゥウェイク(Tarik Dwiek)氏は次のように述べています。
「Snowflakeでは、データ、AI、アプリを使って未来を構築しています。Mendixとの新たなパートナーシップは、お客様に対するこのコミットメントを支えるものです。両社が協力してデータ、ビジネス、ITの間のギャップを埋められるようにし、データを成長の成果に変える新たな機能を世界中の何千もの企業に提供します」

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Mendixについて
シーメンス傘下のMendixは、エンタープライズソフトウェア開発における、あらゆる複雑な課題に対応できるように設計された唯一のローコードプラットフォームです。企業の各部門が抱える問題にはポイントソリューションを配備すれば、問題はミクロレベルで解決されます。しかし、企業全体に大きな影響を与えなければならない場合は、規模を拡大し、持続的かつ戦略的に指針を変化させる強力なポートフォリオを構築する必要があります。
企業はMendixを利用して、要件の把握、アイデアの形成、ソフトウェアポートフォリオのライフサイクル全体への価値評価の組み込みに全員を関与させ、より複雑で変革的なイニシアティブに取り組むことができます。

ガバナンスと制御によって不要なリスクを回避しながら、適切な問題に焦点を当て、組織をモバイル化し、変化に対応する筋肉をつけます。そして、次に大きなアイデアが浮かんだときは、それをより迅速に成果につなげます。

46か国の4,000以上の組織がMendixローコードプラットフォームを利用しています。300,000人以上の開発者で構成される活発なコミュニティが950,000を超えるアプリケーションを作成しており、その数は今も増え続けています。

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